産地に保管されている生地見本を再利用してつくった、オリジナルのサコッシュです。サイズはS、M、Lの3種類。Lサイズは、軽めの荷物が入れられるサイズ感です。
〈生地について〉
やや薄手
★この商品は、40~50年前の「マス見本」を使用しており、生地のとり方によって生まれる柄は、すべて一点物です。
桐生産地でも一番の規模を誇る小林当織物の倉庫に保管されていた40~50年前の生地は、ほとんどが「マス見本」と呼ばれているもので、縦糸と横糸の色を変えて、どの配色にするか選ぶための見本です。1つのマスは10センチから15センチで、同柄でできる配色を考えるだけで相当の労力と作る時間がかかりました。今ではこんなに贅沢な見本が作られることは滅多になく、総マスの多色使いは一般の人の目に触れることのない貴重なものです。洗濯時は手洗い、自然乾燥でお願いします。
産地紹介:桐生産地 群馬県
「桐生は日本の機どころ」と上毛かるたにあるように群馬県の織物産地といえば桐生。古くから織物産業が盛んで、着物の反物や帯地などの絹織物、戦後は輸出向けの婦人服地で大きく成長してきました。現代の多様なニーズに応え、多品種少量生産も行われ、時代とともに変化に対応している産地です。
〈BAG FROM LIFESTOCK〉
産地に保管されていた生地見本を再利用するプロジェクト。日本の基幹産業のひとつだった繊維産業は、バブル崩壊以降、衰退の一途を辿り、産地は技術の継承と発信の機会が少なく、輸入品に押されながらも、存続の道を模索しています。私たちは、日本各地にある生地見本を身近なファッションアイテムにすることで、日本各地にある生地産地の多彩な「個性」と、その土地で息づく「技術」を伝えます。様々な種類の生地を見比べ、手に触れて、日本の素晴らしい織物を楽しんでいただきたいと思います。
※生地見本を再利用しているため、数に限りがあります。
※生地の性質により、プリントのヨレや擦れが見られる場合があります。
関連情報