ロングライフデザインをテーマに活動するD&DEPARTMENT PROJECTが発刊する『d design travel』(ディデザイントラベル)。33都道府県目は「福井県」です。福井号発刊を記念し、d富山店では、誌面でご紹介した「ノカテ」が提案する日本水仙を楽しむ、特別なワークショップを開催します。
「ノカテ」は、デザインや建築、編集など、様々なスキルを持った6名の若者が集まり、水仙の産地である越前海岸で、日本水仙が咲く「景色」をつなぐ活動を展開するプロジェクトチームです。
越前海岸の日本水仙は、豊かな香りと高い品質で知られ、「越前水仙」というブランドで全国から厚い信頼が寄せられています。一方で、産地には、厳格な規格ゆえに出荷されない水仙が数多く残されています。「ノカテ」は、産地に残された様々な大きさ・形の水仙をブーケにして、現代の生活に合わせた新しい水仙の楽しみ方の提案をしています。
今回のワークショップでは、「ノカテ」代表の高橋要さんにお越しいただき、越前海岸のこと・日本水仙のことを教えていただきながら、様々な個性を持つ日本水仙を自由に生けて楽しむ工夫を学びます。
日本水仙の生け方を教えてくれるのは、特別ゲスト・富山で出張花屋として活動するluna's workの大久保桂子さんです。桂子さんは、自由にのびのびとお花を楽しむこと、日々の暮らしの中で季節や自然を感じる豊かさを、とても丁寧に、楽しく教えてくれます。
日本水仙は、お正月のお花として飾られることも多いですが、型にとらわれずに、思い思いに生けても楽しいお花です。今回は、参加者の方のご自宅にある器を使って、日本水仙を生けてみたいと思います。花器がなくても、グラスやボウル、空き瓶など、ご自宅にある器でもお花を生けられます。桂子さんに素敵に飾るコツを教えていただきながら、お花を生ける楽しみを広げましょう。
また、ワークショップの中では、水仙ならではの楽しみ方として、水仙の箸置き作りもご紹介します。知っているようで知らない、お花を長持ちさせるコツやあると良い道具など、お花を楽しむ基本も教えていただきます。
ちょうど旬を迎えた日本水仙を通して、福井の魅力知り、今の季節を楽しみましょう。
■ご持参いただく器の例
今回はご自宅にある身近な器を使って、いろんな日本水仙の生け方にチャレンジします。花器をお持ち頂いても良いですが、いろんな器があると生ける楽しみが広がりますので、形や大きさが違うものを複数お持ちください。
(参考)