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d design travel FUKUI

日本の地方の“スタンダード”。

日本海で活躍した「北前船」や、御食国と京都を結ぶ「鯖街道」、大陸からの玄関口「若狭湾」、そして、多くの観光客を誘致する「北陸新幹線」。福井は、古くから外と繋がることで、独自の文化を発展させてきた。今、時代が福井に並走するようになり、これから先も福井のスタンダードは、ますますアップデートされていくだろう。

d design travel FUKUI
先行発売します!
1月25日(木)よりネットショップにて予約スタート。
2月2日(金)よりd47、D&DEPARTMENT各店にて順次店頭販売。
2024年3月8日(金)全国発売
 
表紙:「MEGANEROCK」のイメージ画
眼鏡ブランド「MEGANEROCK」の雨田大輔さんの工房にお邪魔した際、壁に貼ってあった眼鏡を掛けた人たちのイラストに釘付けになりました。もともと鹿児島出身の雨田さん。従来の福井の職人らしさと、ロックンロールな規格外のよそ者の性質を兼ね備えた存在が、意外と「僕の好きな福井」を象徴していた気がします。当たり前の“福井らしさ”を軽く超え、伝統や歴史を敬いながらも我が道を行く。それは、これからの日本に必要な目線──“デザインの眼鏡”を、この「福井号」をきっかけに掛けてみてください。

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福井号発売記念・送料無料 ~2024年3月25日(月)

ネットショップでは、「d design travel」全号を送料無料でお届けします。(※離島、一部遠隔地を除く)ご購入はこちらから。

 

D&DEPARTMENT各店店頭での福井号先行販売フェアは、2月9日(金)よりスタート!福井らしい手土産の一部を本誌に合わせて特別にご紹介、販売します。

SIGHTS

その土地を知る

  1. 大本山永平寺
  2. 福井県立恐竜博物館
  3. 越前市かこさとし ふるさと絵本館
  4. COCONO アートプレイス

福井県の奇跡のようなイベント

「RENEW」という産地の挑戦

鯖江市・越前市・越前町がある越前・鯖江エリアは、「越前5産地」として「越前和紙」「越前打刃物」「越前箪笥」「越前焼」「越前漆器」といった伝統的工芸品と、「眼鏡」や「繊維産業」が、半径10キロメートル圏内に集積する日本でも珍しい地域として知られています。そんな越前・鯖江エリアで毎年開催し、多くの若者を呼び込む産業観光イベント「RENEW」。その立役者たちにスポットを当てご紹介します。

RESTAURANTS

その土地で食事する

  1. ポポー軒
  2. 旬味 泰平
  3. 薪火の見えるレストラン la clarté
  4. 丹巌洞

photo by yuji yamazaki
福井県の味

福井定食

毎号、d47食堂スタッフが現地取材し、その土地らしい定食を考えます。辛味の効いた大根おろしのぶっかけそば、梅干し入りのもみわかめのおむすび、油揚げと野菜の煮物、お麩の辛し和え、小鯛ささ漬やへしこが並びます。北前船や鯖街道から学ぶ、海を通じた食の営みや、信仰が支える福井の報恩講の食文化を詰め込んだ「福井定食」は、d47食堂で2月2日(金)から4月21日(日)まで、実際にご賞味いただけます。※日毎数量限定。仕入れの状況などにより提供期間や内容は変更になる場合があります。

SHOPS

その土地らしい買物

  1. GOSHOEN
  2. SAVA!STORE
  3. エイトリボン
  4. ataW

福井県のデザインが人や街を変えていく

「ジャクエツ」が育むもの

敦賀市に本社を置く「ジャクエツ」は、幼児向けの“あそびの環境”をつくるソリューション会社。国内で700件以上の乳幼児施設設計を手がけてきた実績もあり、もしかしたら皆さんが遊んできた遊具も同社のものだったのかもしれません。創業100年以上の歴史ある企業ですが、「PLAY DESIGN LAB」と称し、教育者、建築家、芸術家、デザイナーをはじめとしたさまざまな分野のプロフェッショナルと共同で開発も行なっています。大人こそ知ってほしい遊具の世界をご紹介します。

CAFES

その土地で、お茶をする
お酒を飲む

  1. ESHIKOTO
  2. 志野製塩所 しの屋
  3. ORION BAKE
  4. 昆布屋孫兵衛

福井県のものづくりの産地を巡る

鯖江の“めがね”

日本を代表する眼鏡の産地・鯖江。現在、日本製眼鏡の9割以上が、福井県で作られています。眼鏡は、視力の悪い人はもちろん、サングラスやファッション眼鏡など、眼鏡は最も身体に近い無類のプロダクトで、現代の日本人にとって一人一本は欠かせない生活必需品。では、なぜ鯖江で眼鏡が作られるようになったのか?鯖江の眼鏡の特徴は?意外にも知られていない眼鏡の歴史からまず見てみましょう。きっとあなたも鯖江の眼鏡が欲しくなるに違いありません。

HOTELS

その土地に泊まる

  1. 望洋楼
  2. 城町アネックス
  3. 若狭佳日
  4. 八百熊川

福井県の“民藝”

永平寺

そういえば道元も柳と同じように「知るべし、薪は薪の法位に住して さきあり のちあり、前後ありといへども前後際断せり」と、「今」について語っている。一本の薪が次第に燃えてゆき、いずれ灰になるとしても、それは瞬間瞬間に燃えている炎とは何も関係ない。僕らも炎のように前後の境なく「今」を燃やしてゆくしかないんだ、と……(本文より)「工藝 風向」店主の高木崇雄さんが “民藝”と“ロングライフデザイン”を繋ぐ、連載第22回。

PEOPLE

その土地のキーマン

  1. 新山直広(TSUGI)
  2. 藤原ヨシオ(GENOME)
  3. ノカテ
  4. 時岡壮太(DEKITA)

福井県のロングライフな祭り

ニソの杜

福井県大飯郡おおい町大島半島の「ニソの杜」と呼ばれる場所で、祖霊にお供え物をする祭りが、毎年11月23日に行なわれます。海に囲まれ、森と田畑が広がり、そこに点在するタブノキが茂った、こんもりとした場所がニソの杜ですが、気を付けなければ見落としてしまうことでしょう……(本文より)山伏の坂本大三郎さんの文章と絵で、47都道府県に深く根づいた“祭り”を紹介する連載、第23回。

読者や現地の皆さんと楽しむ、さまざまなイベントを開催
福井
開催
東京
開催

d design travel FUKUI
ディ・デザイントラベル福井
編集長:神藤秀人
発行元:D&DEPARTMENT PROJECT
体 裁:B5判変型 (230mm×175mm) 192ページ フルカラー
販売店:全国の主要書店、ライフスタイルショップ、ミュージアムショップ
全国発売日:2024年3月8日(金)
表紙:「MEGANEROCK」のイメージ画
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