野山の旬を体験したことがない人ですら、つくしやふきのとうなど、山菜が町に出回るようになると春を想ってしまいます。食べたいときに何でも食べられて、旬が消えそうになっている昨今ですが、そのおいしさを一年かけて大切に食べられるようにしようという必然性から、工夫を重ねられてきた山菜と乾物。どちらにも通じる、丁寧に、大切に、自然をいただく知恵から、いにしえからつづく里山の味わいを、体験していただけたら嬉しいです。
〈第1週〉新潟「山菜と越後もち豚のしゃぶしゃぶ」
提供期間|4/30(金)- 5/4(火)
■新潟「山菜と越後もち豚のしゃぶしゃぶ」
その日に届く山菜と、さっぱり茹でた豚肉を合わせて。
地元では、ふきのとう味噌を付けて食べる。
■大分「あいまぜ」
炒めた野菜に豆腐を加えたもの。
ぜんまいなどの山菜を加えるのが大分の特徴。
■島根「あらめ煮」
島根県隠岐の島で採れる幅広で柔らかい海藻“あらめ”。
旬の季節に乾燥させておけば、通年食べられます。
■新潟「ふきのとう味噌」
雪深い新潟の冬を越え、春を告げる山菜。
地元では、ごはんのおともとしても、炒め物の味付けにも使われます。
〈第2週〉岩手「身欠きニシンと山菜の煮しめ」
提供期間|5/7(金)- 5/13(木)
■岩手「身欠きニシンの煮〆」
凍み豆腐、結び昆布、干し椎茸、ぜんまい、山うど。
山菜と乾物をふんだんに使う東北のもてなし料理。
■新潟「ふきのとうときのこの酢の物」
越後妻有、まつだいの“自然をたべる会”で
もてなしていただいた料理を再現しました。
■香川「しょうゆ豆」
香川では、居酒屋やスーパーにもある、おなじみの一品。
木桶仕込みにこだわるヤマロク醤油の鶴醤と、
和三盆の原料にもなる白下糖を使用した、花豆の煮物。
■新潟「こごみのくるみ和え」
山菜をフレッシュに味わえる調理法。
乾物でもあるくるみをすり下ろして和えました。
〈第3週〉石川「車麩の玉子とじ丼」
提供期間|5/14(金)- 5/20(木)
■石川「車麩の玉子とじ丼」
石川では、煮物や汁物、炒め物にも使われる車麩。
加賀麩司「宮田」の車麩を使用しています。
■長崎「あおさ汁」
新鮮なあおさを乾燥させておくことで年中楽しめる。
時期に獲れた魚のつみれと合わせる、長崎ならではの食べ方。
■岩手「そば豆腐くるみだれ」
山の多い土地柄、米のとれにくい岩手。
生命力溢れる雑穀は主食として重宝されました。
■山形「ぜんまいの油炒め」
山形や新潟のあたりでは、きんぴら=油炒め。
春に採ったぜんまいを乾燥させて、雪深い季節も楽しめる。
■新潟「こごみの塩昆布和え」
フレッシュな山の恵みは、その季節だけのごちそう。
さっと塩昆布で和えました。
〈第4週〉青森「スルメイカのあさつき味噌焼き」
提供期間|5/21(金)- 5/27(木)
■新潟「スルメイカのあさつき味噌焼き」
イカを味噌で下味をつけ焼き、あさつきを添えています。
ねぎの仲間で最も葉が細い、糸ねぎとも呼ばれる野草です。
■茨城「凍みこんにゃくの煮物」
昔は農家が農閑期に作っていたが、今や生産するのは3軒のみ。
天日に干して、水をかけ、凍らせて。この土地ならではの食材です。
■青森「けの汁」
小正月の行事食として食べる、大勢が集まる時のご馳走。
わらび、ふき、ぜんまい、凍み豆腐、大豆など、具材たっぷりなのが特徴。
■青森「赤飯」
青森では砂糖を少し入れて、甘くするのが特徴。
いちど食べたらやみつきです。
d&ドライカレーとd47食堂のアジフライ定食のほか、季節のドリンクやデザート、アイスやアフォガートもご用意しています。詳しくは以下よりご覧ください。
お食事メニューはこちら
テイクアウトメニューはこちら
〈店舗情報〉
dたべる研究所 Facebook / Instagram
住所 東京都世田谷区奥沢8-3-2 D&DEPARTMENT内 1階
電話 03-5752-0120 定休日 火水
店内利用・テイクアウト 12:00-19:00(L.O. 18:00)
※平日15:00-17:00は、カフェメニューのみの提供となります。
※テイクアウトのご注文は終日お受けできます。
※お客様に安心してお過ごし頂けるよう、以下のような対策を取っております。
○間仕切りのない開放的な空間で換気を徹底
○席間の十分な確保
○入口にアルコール消毒を設置
○スタッフのマスク着用
※コロナ感染予防対策の一環として、Go To Eatチケットの受付を停止させていただいております。