2023/06/26

【広報発表】「SAMPLING PRODUCT -47都道府県の見立てのプロダクト展-」d47 MUSEUMで2023/7/14(金)-10/15(日)開催

業務用品からみる日本のものづくり。“見立て”から新たな価値を提案する展覧会。
「SAMPLING PRODUCT -47都道府県の見立てのプロダクト展-」d47 MUSEUMで2023/7/14(金)-10/15(日)開催

47都道府県をテーマにしたミュージアム「d47 MUSEUM」では、2023年7月14日 (金)より10月15日 (日)まで、第32回企画展となる「SAMPLING PRODUCT -47都道府県の見立てのプロダクト展-」を開催します。工場で積み上げられている運搬用コンテナや、引越しの際などに使う養生用キルトカバー、漁業資材や医療用品など、日本各地の様々な現場で使われている道具や素材といった業務用品を、私たちの家の中の暮らしに取り入れ、テーブルのような、棚のような、間仕切りのような、「見立てのプロダクト」として紹介し、それらの新しい価値を提案します。
近年、完成品を買うのではなく、自分自身で選ぶ「カスタム」や「DIY」への関心が、コロナ禍を経てさらに高まりました。細かなニーズに対応する専用パーツが販売されたり、既製品を本来の用途とは違う方法で活用するアイテムをつくったり、ゼロから自分の手でつくったりと、その創意工夫は広がりを見せています。D&DEPARTMENTでは、2000年の創業当時から「つくらないでつくる」をキーワードにした「SAMPLING FURNITURE」シリーズとして、既にある業務用商品や廃材とパーツを組み合わせ、椅子のような、収納家具のような、「~のようなもの」としての「見立てのプロダクト」を生み出し、既成概念にとらわれない暮らしの道具を提案してきました。業務用品としてつくられる道具や素材は、業界ごとの規定などにより規格や素材が決まっていたり、国ごとにも特徴が表れます。本展では、そのような、私たちの暮らしを支えている存在でありながら、生活用品としては触れられる機会が少なかったものたちを、暮らしの道具に「見立てる」ことで、改めて日本のものづくりに注目するとともに、自由でユニークな暮らしを発想するきっかけをつくります。会場内では、出展品の見立ての紹介とともに、そのモノや関連品の販売も行います。業務用品が生み出される各産地の営みを知りながら、日常の創造性を刺激する機会になることを目指します。
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