スタッフの商品日記 116 FELT BOX

リサイクル素材で作った収納BOX

誕生
ロングライフデザインの考えに共感してくれた瀧定名古屋株式会社の寺崎氏が、出身地である愛知県に誕生したd news aichi aguiに行ったことで、ナガオカケンメイと出会った。D&DEPARTMENTの活動と、瀧定名古屋株式会社が取り組むリサイクルフェルトの活動に共通する部分が多くあり、リサイクルフェルトを使用して、何か一緒にものづくりが出来ないかと提案があり、開発をスタート。


初期サンプルを確認するナガオカケンメイ


特徴
形は、D&DEPARTMENTオリジナル商品であるLAUAN SHELVES 01に収まる箱型をイメージ。抜き型の組み立て式にしたことで、開いたときにペタンと薄くなるため、保管する際、スペースを取らない。軽さもあり、持ち運びにも便利。金具が無いことでリサイクルしやすくなっている。BOXの角をしっかり作るところやBOXを棚から引き出す時の持ち手の掴みやすさや高さや強度などを何度もテストし、微調整を行い、完成。

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つづく仲間
呉服太物卸商として創業した瀧定名古屋株式会社は 1864年創業の150年以上続く、テキスタイルとアパレル製品の繊維専門商社。瀧定名古屋株式会社の社内には、特徴が異なる営業課が多数存在し、各セクションはあらゆる繊維の専門分野に特化している。また『LIFE with EARTH』をスローガンとし、持続可能なファッションの未来のために、変化と挑戦を続けていく姿勢を打ち出している。今回、製作を担ってくれた82課は、1969年合繊第二課として設立以来、新潟見附産地の合繊素材をベースに、伝統や王道候ではなく、その時の生活スタイルに合わせて、等身大で新しい価値を作り出し、新しい定番に育てるセクションとして活動している。ただ素材を販売するだけでなく、素材を通して着る人にどんな"シーンや時間、体験"を創ることが出来るかを大切にオリジナル素材を企画・提案。そして新しいテキスタイルデザインを産地と共に創ることで、"つづくモノづくり"を目指し、モノづくりの技術や思いを、服の作り手の皆様に"伝える"ために様々なツールで発信している企業。




つづく環境
FELT BOXに使用しているリサイクルフェルトは、廃品回収や地域のリサイクルステーションに集まった衣服や、洋服が出来上がるまでの過程で発生してしまう裁断した細かい生地や糸などで製作したリサイクルフェルトを使用。

リサイクルステーションに集まった衣服




集まった衣服を大きく色分けし、裁断



裁断された衣服の山




フェルト生地へと加工




フェルト生地が完成



2021年頃からプロジェクトスタート。ファッション市場で問題視される廃棄衣料をポジティブな循環に変換させる新たなテキスタイル。裁断された様々な生地のカラーが集まってできたユニークなデザインも魅力の1つ。ナガオカケンメイは、このフェルトを「捨てたお洋服がまたクローゼットに戻ってくるのは何だか皮肉でもありユニーク」と考えている。生地を生み出す過程で発生してしまう裁断した細かい生地や糸などの廃棄。生地も廃棄も生み出す生産側の人間が、それらを通常販売する生地と一緒に売るということは、お肉屋さんがコロッケを売ることのように自然なことなのではないかという思いで、このRe?FELTを推進している瀧定名古屋株式会社。サステナブルな原料や生産工程の選択、Co2の削減、水の使用量の削減、3Dモデリングの導入など、様々な分野から環境問題へアプローチしている。


縫製




つづく産業
原料や電力の高騰などで生地値が値上がりし、コロナがあったことで全体的に生産力が落ちている現状。こういったことが原因で、生産する協力会社がなくなり、提供できる商品の幅の減少や、納期短縮などの対応が難しくなっている。市場の価格を上げることは現状難しく、どういった価値を加えて、値段に左右されず長く愛される商品を作るということが今後も重要な課題。


お気に入りのポイント
D&DEPARTMENTのオリジナル商品であるLAUAN SHELVES 01に合うサイズですが、LAUAN SHELVESを持っていなくても、単体で使用できるため、会社で使用しているスチールシェルフにFELT BOXを置いて、使用しています。ワイドタイプには最大3つを横並びで置くことができます!部屋の中に、そのまま置くでも良し、好きな使い方で、収納を楽しんでもらいたいです。(辻岡由 / 商品部)

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