大阪 にじゆらの注染手ぬぐい

手ぬぐいの一大生産地である大阪府毛穴町(けなちょう)にナカニはあります。大阪府南部は古くから綿栽培が盛んな地域で、晒(さらし)づくりに重要な豊富な水が、石津川から供給できたため、晒業が大きく発展したといわれています。これにより、和晒・染色・仕上げの工程を一貫生産できる産地へと形成されました。
ナカニは1966年の創業から「中二染工場」として、主に注染の手ぬぐいや浴衣の染色加工を担ってきました。2008年には、注染手ぬぐいブランド「にじゆら」を立ち上げ、注染染めならではの魅力を伝えながら、産地全体でのものづくりが継続できるよう活動をされています。

 

注染染めの特徴である「にじみ」や「ゆらぎ」は、手仕事から生まれる優しい表情です。コントロール出来ない染料の動きや、混ざりが生み出す色は、量産でありながら1点ものであるといえます。D&DEPARTMENT三重店では、今年も様々な注染染めの手ぬぐいを店頭にてご紹介します。また、注染染めの仕組みや手ぬぐいづくりの工程に加え、注染染めの道具としても使われてきた、三重県鈴鹿市の伝統工芸品(用具)「伊勢型紙」についてもご紹介します。

 

5月11日、12日はナカニ社長の中尾弘基さんを講師としてお招きし、実際に注染が体験できるワークショップを行います。今回のワークショップでは、ハンカチサイズの生地に「にじゆら」オリジナルの柄を注染で染めるとともに、染めの前作業である「のりおき」の工程も体験いただきます。ぜひご参加ください!

大阪 にじゆらの注染手ぬぐい

日程
2024/4/20(土)~2024/6/30(日)
時間
10:00~18:00
場所
D&DEPARTMENT MIE by VISON Map https://goo.gl/maps/AaXeFUs3YUQpEu2i7

●お問い合わせ:0598-67-8570(三重店)

d SCHOOL わかりやすい注染
2024/5/11(土)~5/12(日)


時間:13:30~/15:00~/16:30~[各回1時間程度]
参加人数:各回2組
場所:D&DEPARTMENT MIE by VISON
持ち物:汚れてもいい服、エプロン

NIPPON VISION MARKET「大阪 にじゆらの注染手ぬぐい」の開催に合わせ実際に注染を体験できるワークショップを開催します。株式会社ナカニ社長の中尾弘基さんを講師としてお招きし、にじゆらの手ぬぐいってどうやって作られるの?注染ってなに?など、注染の基本を学び、実際に注染の技法を用いてオリジナルの手ぬぐいをお作りいただきます。是非ご参加ください!
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大阪 にじゆらの注染手ぬぐい

株式会社ナカニ

1966年「中二染工場」として主に注染の手ぬぐい、浴衣の染色加工を創業者中尾幸雄が開始する
1989年 屋号を中二染工場から「 株式会社ナカニ」に変更
1993年 中尾雄二が代表取締役に就任
2008年 注染手ぬぐいブランド「にじゆら」を設立
2016年 創立50周年を迎える