八重山交布(ぐんぼう)のもののまわり-西表島の循環するくらし持続可能なモノづくり-

季節の巡りに沿って島の植物から糸をつくり、布を織り、染め、循環する暮らしの中でゆるやかに織や染物を生み出し続けている、西表島の紅露(くうる)工房。主宰する染織家の石垣昭子さんが、1980年代から取り組んでいるのが交布(ぐんぼう)という布づくりです。
交布は、八重山の島々で琉球王府への献上品としてつくられていた八重山上布とは別に、絹や木綿に苧麻や芭蕉を織り交ぜた布のことで、庶民の普段使いの衣として活用されてきました。昭子さんは現代の暮らしの中でも交布を日常的に身につけ、島の伝統行事における衣装の復元なども手掛けています。

今回は写真家の仲程長治さんの8年ぶりの作品集から、西表島の自然と文化、人々のくらしを捉えた写真や映像などを展示。織・染め物を通して島ならではの産業や循環する暮らしのあり方をご紹介します。

企画展中に石垣昭子さんが参画する伝説のブランド「真南風(マーパイ)」の展示会を16年ぶりに開催、ファッションショー、映画の上映会も予定しています。

西表島の豊かな自然と共に生きる紅露工房の活動を通して、持続可能な暮らしについて考える機会にしませんか。

八重山交布(ぐんぼう)のもののまわり-西表島の循環するくらし持続可能なモノづくり-

日程
2023/5/31(水)~7/3(月)
時間
11:00~19:00 (火曜定休)
場所
D&DEPARTMENT OKINAWA by PLAZA 3 Map プラザハウスショッピングセンター2F

●お問い合わせ:098-894-2112(沖縄店)

主催:D&DEPARTMENT OKINAWA by PLAZA3
協力:真南風(マーパイ)、合同会社 SUDERU、紅露工房、MAKI TEXTILE STUDIO、Afa、株式会社 プラザハウス、Us4 IRIOMOTE

「八重山交布(ぐんぼう)のもののまわり」関連企画
真南風(マーパイ)展示会を行います
初日の6/3(土)には衣装を身にまとったモデルが館内を練り歩きするファッションショーを行います。

日程:2023年6月3日(土)~6月7日(水)
時間:11:00~19:00(最終日は16:00まで)
場所:GALLERY & SPACE (プラザハウスフェアモール 3F)
詳細はこちら
真南風(マーパイ)展示会

〈真南風〉
webページはこちら→MAKI TEXTILE STUDIO
Instagramはこちら→@maapai5
仲程長治監督 ドキュメンタリー映画「生生流転」上映します。
<台風の影響により開催が中止となりました>

石垣昭子さんをはじめとする、西表島の自然と暮らしを追いかけた仲程長治監督 のドキュメンタリー映画「生生流転」を特別上映いたします。


日程:2023年6月3日(土)
時間:17:30 開場:18時開演(117分作品)*上映前には監督による舞台挨拶あり
場所:シネマプラザハウス (プラザハウスフェアモール 3F)




八重山交布(ぐんぼう)のもののまわり-西表島の循環するくらし持続可能なモノづくり-

仲程長治(なかほどちょうじ)

1959年石垣島生まれのシネマトグラファー、アーティスト。2017年より「やんばるアートフェスティバル」の総合ディレクターを務める。琉球・沖縄のアルカイックな陰翳美と色彩感覚をテーマに、写真、デザイン、映像、カリグラフなどジャンルにこだわらない自由な表現活動を行っている。主な作品は、作品集「母ぬ島」(2016年)、すでる ~原琉球のメタモルフォーゼ~」(やんばるアートフェスティバル2018-2019)、「スデル・うまれかわる」(京都国際映画祭アート部門)、西表島の自然と暮らしをテーマにしたドキュメンタリー映画「生生流転」(2021年)など。

八重山交布(ぐんぼう)のもののまわり-西表島の循環するくらし持続可能なモノづくり-

真南風(マーパイ)

1997年に石垣昭子、真砂三千代、真木千秋の3人で活動を開始。個々の活動を持ちながら定期的に顔を合わせ制作を行い、コレクションを発表。苧麻を植え、芭蕉を倒し、糸を紡ぎ、機にかけ、藍、紅露、夜香木などで染め、海でさらされ、つくりあげる八重山発信の新しいカタチの衣づくりがさらに熟成し、八重山を日本の玄関にして世界に広がりつつある。この理想のものづくりに心がくつろぎ、創造の活力となる。20236月、D&DEPARTMENT OKINAWAを皮切りに、京都、東京にて展示会開催予定。

八重山交布(ぐんぼう)のもののまわり-西表島の循環するくらし持続可能なモノづくり-

紅露工房(くうるこうぼう)

1980年、沖縄県西表島にて染織家 石垣昭子・石垣金星によって設立された染織工房。島の自然と暮らしに寄り添いながら、自然素材を使った布づくりをコンセプトに制作し、地元の祭りごとや芸能の衣装の復元も手がける。
数年の間に多くの研修生を受け入れ、紅露工房の卒業生(工房生)は島で学んだことを元に全世界のそれぞれの場所で根を張って活動している。