『d design travel』を続けたい vol.32 神奈川号

今回のテーマは、「神奈川県」。

D&DEPARTMENT PROJECTの創業は、2000年の東京。地域のロングライフデザインを発掘し、その土地らしさを伝えるコミュニティーショップでありネットワークです。これまで、大阪や北海道、鹿児島、福岡、京都など、各都道府県内で展開してきましたが、思い返せば、大都市がほとんど。そんな大都市でも、我々には知らなかった、そして地元の人でさえ気づかない、ややもすると忘れ去られてしまうような、素晴らしいデザインがあることに気づかされてきました。
 
土着的でもその土地に残る、大切な物事を大切に伝え続けていこうという活動を発掘し、紹介しつづけてきたのが『d design travel』シリーズです。
 
そしてこの度、32県目であり、関東最後の県の「神奈川県」です。東京の隣にありながら、「日本最初」が多く、プライドも高いように思えたりもしてしまいますが、神奈川県の人に出身地は? と聞くと、横浜、鎌倉、湘南、小田原、箱根、など地域を示すほど地元愛にあふれた県民性も感じてます。海や山や、そして大都市に囲まれる関東唯一無二の旅がいよいよ始まります!!
 
2023年3月には、本プロジェクト「神奈川号」も完成し、このコミュニティーが日本の未来へと続くと信じています。どうか、ご支援・応援をよろしくお願いいたします。

 
『d design travel』を続けたい vol.32 神奈川号|READYFOR
神奈川号の先行予約や数量限定の先着リターンをご用意しています!
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つづくをつくる 第6回
 

まず最初に、これまでの『d design travel』制作支援にご協力いただいた皆さまも、そうでない初めての皆さまも、本プロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。あらゆる関係者の皆さまのおかげもあり、これまで5回に渡り、作り続けてくることができました。

 
そして今回、6度目のクラウドファンディングにチャレンジします。
 

残り16県、本シリーズのコンプリートへ向けて鋭意活動していきます。 そのためにも、「この本をつくり続けていく意味」を信じて応援してくれる、 "ロングライフデザインの精神" を周囲に伝染させてくれる「仲間」の存在が必要です。
 
今回も目標額は、500万円(再びAll-or-Nothing形式 達成しなければ全額返金)。
 
この“挑戦”は、皆さんと一緒に、47都道府県を走り続けるため、『d design travel』のコミュニティーを築いていくという、意思表示でもあります。
 
物事は、続いていくことで "文化" になります。
 
本書は、デザイン視点を持つトラベルガイドブックであること以上に、今、日本がもっとも大切に残していかなければならない、「その土地らしさ」=「日本らしさ」に重点をおいた、旅行記型の "文化誌" でありたい、と常に考えています。
 

d design travel 編集長・神藤秀人

 
 
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「応援したい」「参加したい」をかたちに。
『d design travel』の発刊機会を活かして、その思いを発信しませんか。

 

『d design travel』では、クラウドファンディングプロジェクト以外にも日本の「つづくをつくる」活動に参加・応援いただくプランをご用意しています。『d design travel』発刊機会に乗じたプロモーションの場の提供(誌面・展覧会・販売会)や、『d design travel』の読者、D&DEPARTMENTのフォロワーに向けた情報発信、体験機会の創出のほか、これまでの活動を通して培った視点と、全国に広がる人的ネットワークを活かした協業、編集講座の開催を通して、地元企業や個人事業主のみなさんの地域を応援したい思いを発信しています。

 
プランの詳細・お問い合わせはこちら
 

『d design travel』を続けたい vol.32 神奈川号

日程
2022/11/11(金)~12/26(月)23:00
時間
-
場所
-

ご支援はREADYFORサイトにて受け付けています。
『d design travel』を続けたい vol.32 神奈川号|READYFOR
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●お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

日本を元気にしていく文化事業でもある『d design travel』は、みなさんからのご支援によって刊行を続けることができています。

『d design travel』は、制作資金の重要な柱、そして、47都道府県を一緒に駆け抜ける仲間のコミュニティとしてクラウドファンディングを位置づけ、トラベル誌を必要としてくださる方々をサポーターとして募っています。三重号では2022年5月に5回目となるクラウドファンディングに挑戦。のべ456名の方にご支援いただき、目標支援金額500万円を達成しました。神奈川号も応援よろしくお願いします!

神奈川からのメッセージ
ミネ シンゴ
合同会社アタシ社 代表・編集者、プロデューサー

デザインを通して神奈川を見る。シンプルにそのことについて興味があります。県土は小さくも人口密度の高い神奈川。都会的なイメージがありつつも、人間臭く自然と調和しながら生きている人たちも多い。都市とローカルが混在し、それを行き来しながら暮らしをデザインしている。圧倒的自然や地域資源がわかりにくいからこそ、デザインでまちを紐解いていく試みに、心が躍ります。私がいる三浦市三崎は三浦半島最南端の港町。船が行き交い、大島と房総半島が見え、品川まで電車で1時間という場所。『d design travel』神奈川号で、「これも神奈川なんだ」と多くの方に気付いていただけることを願っています。


三崎の夫婦出版社アタシ社
大下 香征
Classic Ko(漆工芸大下香仙工房) 副代表

いよいよ『d design travel』神奈川県号を企画すると聞きました。出身地の小田原市から石川県に移住して25年が経つ私は、両親も大磯生まれ。毎年新年の箱根駅伝では、祖父母の家近くの国道1号線沿道で旗を振って応援していたことを思い出します。そこに暮らしているときから遠く離れて時間がたって見てみると、昨今の神奈川には魅力があり変化に富む土地やカルチャー、ものづくり人で溢れている気がしてなりません。湘南江ノ島、お城のある小田原の街並み、箱根の森やススキ野広がる仙石原、異国情緒あふれる港街横浜。自分が慣れ親しんでいたエリアは勿論ですが、dさんによって編集される「もののまわり」や食文化も楽しみ。心より応援します。


Classic Ko
川口 瞬
真鶴出版 代表

ローカルを取材する者として、「1県ずつ編集する」ということは一つの憧れです。でもその山の高さに恐れおののいて、普通は登れません。取材で各地に行くと、棚に『d design travel』が置いてあって、その取材先がすでに取材されていることがよくあります。私にとって『d design travel』とは、その県をつねに一定の視点で教えてくれる、取材前に読むべきものであり、同時にいかにそこに載っていないものを見つけられるか、という越えるべき存在でもあります。大都市も田舎も、両方を抱えている神奈川を『d design travel』がどう切り取るのか、楽しみです!


真鶴出版|泊まれる出版社
薗部 弘太郎
薗部産業株式会社 プロダクトデザイナー

『d design travel』の面白さ。それは、きっと、その土地に住む人々のあたりまえ/外の人々にとってのあたらしさ。それを発掘してくれるコト。『灯台下暗し』、その地域に住んでいるからこそ、見えづらかった部分。流行や上澄みではなく、その土地の深い部分と暮らしを見つめ、その地域の愉しさに気づかせてくれる。山あり、海あり、川あり。人が住む街があり、働く工場があり、豊かな食材、レストランがあり、そしてわれらモノづくり。まるで煌々と輝くネオン街のように、モノとコトとヒトであふれる神奈川。その明るさのなかで、見えづらかった神奈川の個性や本質。たくさんの方に知ってもらえること、応援&楽しみにしております。


小田原木製品・薗部産業 ソノベ / クラフト木の実 コノミ
伊藤 菜衣子
暮らしかた冒険家

9歳から19歳までを過ごし、いまも実家のある神奈川県。高校時代は江ノ電で通学していました。大人になってから暮らした東京、熊本、北海道、愛知は、常にマイルールを持って居場所を開拓してきました。でも、灯台下暗しで神奈川は案外digっていないものです。d design travelの視点で掘り下げる神奈川は、わたしが神奈川をより楽しむヒントになると期待しております。たのしみ!


@saikocamera

現地取材の様子を随時更新!
Facebook公開グループ「d&d神奈川会」

本誌制作にまつわるこぼれ話から制作の裏側まで、編集部が現地で出会った神奈川の魅力とともにお届けします。どなたでもご参加いただけますので、ぜひメンバーになって神奈川号の制作を応援ください。

Facebook公開グループ「d&d神奈川会」

取材候補先をみんなで考える
地域住民参加型ワークショップを開催!
d design travel WORKSHOP KANAGAWA
日時:2022年11月12日(土)14:00~16:30
場所:ニュースパーク 3F 「多目的ルーム」
定員:先着40名 参加費:1,000円(入館料、税込)
→ 詳細・お申し込みはこちら

\ おすすめ神奈川情報、募集中!/
神奈川県で体験してもらいたい、訪ねてもらいたい、おすすめのデザイントラベル情報を全国より募集しています。下記アンケートフォームよりお寄せください。
▼アンケートの詳細・回答はこちらから
https://forms.gle/A6pchukyfdyft3LD9 [所要時間10分程度]
回答受付期間:2022年12月26日(月)
d design travel

「ロングライフデザイン(時代や流行に左右されず、愛され続ける息の長いデザイン)」を編集テーマに、47都道府県各地で長く続いているものを「その土地らしい魅力」と捉え、観光、食事、買い物、カフェ、宿、人の6つのカテゴリーごとに発掘、紹介する1冊です。2022年10月に「三重号」を発刊。2023年春に「神奈川号」を発刊予定。

→ 詳しくはこちら

『d design travel』を続けたい vol.32 神奈川号

神藤秀人(しんどう ひでと)

d design travel 編集長/d47 design travel storeディレクター

1980年生まれ。2012年より、D&DEPARTMENT PROJECTに参加。2009年にナガオカケンメイが創刊した、「ロングライフデザインの視点」で編集し、47都道府県に1冊ずつ発刊を目指すトラベルガイド『d design travel』誌の、編集・執筆・写真撮影など制作の全般を担当するほか、渋谷ヒカリエ・d47 MUSEUMで開催する『d design travel』と連動した展覧会の構成を担当。毎号、特集する県を車で走り回り、展示物をピックアップする旅にも出る。2022年11月から神奈川県に滞在して、最新刊「神奈川号」を取材予定。

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\ d design travel 編集長による音声コンテンツ「Voicy」配信中 /

d design travel 編集長の神藤秀人が、取材の中での感動したこと、嬉しかったこと、つらかったこと、悩んでいること…できる限りの“正直”をお届けする音声コンテンツ「Voicy」を配信中!d design travelはどのように作られるのか、展示品の準備はなど、d design travelの活動にかける想いを赤裸々に語っていきます。