d47食堂では、47都道府県にある長くつづくその土地らしい食文化、郷土料理の魅力を伝える活動を続けています。昆布や鰹節、いりこ、木桶仕込みの醤油など、伝統的な製法を守りながら、時に進化させてきた生産者の方々。彼らが生み出す調味料や食材のおかげで、私たちは素材の力をシンプルに活かす和食のあり方を学び、その土地の風土を活かし、生きる知恵を知る機会を得てきました。この黒と白のだしつゆは、私たちが学んだことのお裾分けです。心からおすすめしたい生産者の方々の食材を使いながら、10年以上d47食堂がつくりつづけている基本の出汁がベースとなっています。この2色の「だしつゆ」が、家庭での食事をより軽やかで豊かなものにするお手伝いができることを願っています。
食べることは、「食」に関わる人を応援することでもあります。日本の食文化が未来につづくために、素晴らしい生産者の方々を一緒に応援していきましょう。
d47食堂ディレクター
相馬夕輝