わかりやすい演劇

長く続く「もの・こと」を、わかりやすく学ぶ勉強会「d SCHOOL」。これまでにオーケストラや落語など、知っているようで知らない様々な文化を取り上げてきました。

 

今回、富山店で取り上げるテーマは「演劇」です。コロナ禍の間、しばらく開催していませんでしたが、4年ぶりに開催します!

 

富山県には、国際的に活躍する劇団「SCOT」の活動拠点があります。「SCOT」は、劇団メンバー全員が利賀村で生活を共にしながら、演劇の制作を行なっています。普段は国内外の様々な場所で公演する「SCOT」が年に1度、自らの活動拠点を舞台に、日本のみならず世界から力ある劇団を集めて開催する演劇祭が「SCOT サマー・シーズン」です。今年も延べ20以上のプログラムが公演予定です。

 

利賀村という富山県の中でも山奥にある立地ながら、サマー・シーズンには国内外から演劇ファンだけでなく様々な層の観客が詰めかけ、大きな野外劇場も連日超満員になります。

 

なぜ、演劇が人々の心を惹きつけるのか?今回のd SCHOOLでは、「SCOT」のプロデューサーである重政良恵さんをお招きし、その理由をお聞きしたいと思います。今年のサマーシーズン開幕を前に、参加予定の方は予習も兼ねて、まだ1度も行かれたことのない方は、演劇に出会う最初のきっかけとして、ぜひご参加ください。

わかりやすい演劇

日程
2023/8/14(月)
時間
18:30~20:00(18:00~受付開始)
場所
D&DEPARTMENT TOYAMA Map D&DEPARTMENT TOYAMA
参加費
1,500円(税込・1 drink付) ※お支払いは当日・現金にてお願いします。
定員
48名

●お申込み方法:店頭/電話/Web
●お問い合わせ:076-471-7791(富山店)

SCOT(Suzuki Company of Toga)は、1976年(昭和51年)に東京から富山県利賀村に拠点を移し、合掌造りの民家を改造した劇場を利賀山房と名づけて活動を始める。その後、利賀村と協力して、野外劇場・稽古場・宿舎などを増設。利賀におけるSCOTの活動は世界の注目を集め、利賀村は一躍、世界の演劇人に聖地の一つと言われるようになった。1982年には、日本で初めての世界演劇祭「利賀フェスティバル」を開催、毎年世界の舞台芸術家が利賀に集まり、スズキ・トレーニング・メソッドの訓練や作品づくりの稽古をしている。1972年にパリ世界演劇祭で初の海外公演を行なって以来、日本を代表する現代劇団として、これまでに34カ国89都市で公演を行なっている。
劇団「SCOT」が活動拠点とする富山県利賀村で40年以上にわたり開催されている国際演劇祭。磯崎新設計の野外劇場で上演される花火劇「世界の果てからこんにちは I」のほか、今年は静岡、兵庫、鳥取、インドネシアの力ある作品の数々が上演され、国内外問わず多くの観客が利賀村を訪れる。