第15回 dd SCHOOL｜「B Corp」から学ぶ、社会と繋がる企業のあり方

「ロングライフデザイン＝ながくつづくいいこと」を伝える私たちは、定期的にその先駆者を講師としてお迎えし、社内勉強会「dd SCHOOL」を行なってきました。本勉強会は、「ロングライフデザインの会」の活動の一環であり、会員の皆さんと一緒に学ぶ場として、開催しています。今回の勉強会では、「ロングライフデザインの会」会員枠と、特別一般枠をご用意しています。
 
第15回のテーマは、「B Corp」から学ぶ、社会と繋がる企業のあり方
B Corpとは、2006年に米国で設立された非営利団体「B Lab」が運営する、環境や社会への配慮とインパクトの追求、地域性やダイバシティへ配慮した従業員をはじめとするすべてのステークホルダーとの関係性構築、経営の透明性、事業の持続可能性などにおいて優れた、公益性の高い企業のみに与えられる国際的な認証制度です。 認証試験｢B Impact Assessment」では200の質問が出題され、コミュニティ、環境、顧客、ガバナンス、従業員の5分野における企業パフォーマンスが測定されます。商品やサービスの基準のみならず、社会と企業の繋がり全体が評価される制度で、パタゴニアやイソップ、ネスプレッソなど様々な企業が取得しています。
 
今回は、d47 MUSEUMにて開催中の「Wellness Folklore」展の出展者であり、B Corp認証企業である「ファーメンステーション」の代表・酒井里奈さんを講師にお招きし、認証を目指したきっかけや認証後の社内での変化、認証企業同士のコミュニティ、これからの消費行動へのアプローチなどをお伺いします。
個人としての「ウェルビーイング」が注目される今、企業としての「健やかさ」を学ぶ機会になればと思います。

第15回 dd SCHOOL 担当企画者・黒江美穂（D&DEPARTMENT）