染色家 山内武志さんに聞く染物のお話会

染色家・山内武志さんは、江戸時代より染物の産地として知られる、静岡県浜松市の紺屋(染物屋)に生まれ、高校を卒業と同時に人間国宝の染色家・故 芹沢銈介さんの元に6年間師事。
その後、地元に戻ってからは父と紺屋を営みながら、1968年に独立。工房を新設し、染色作家として、独自のものづくりに向き合われています。

 

86歳を迎えた今でも、型紙を彫ることから、糊つけ、調色、染色まで染めに関わる工程をおひとりで担い、日々仕事に向き合いつづけ、その姿勢や人柄に惹かれる方も多くいます。

山内さんの染め上げる作品は、富士山を代表とする山並みの景色や、遠州灘を連想させる曲線、幾何学模様などダイナミック且つ、モダンなデザインが特徴。ひとつひとつ型紙から起こして染める「型染め」や、フリーハンドで大胆に描く「筒描き」など、染める生地や図案によって技法や色を巧みに使い分けられています。

 

今回は、京都店での企画展に連動し、山内武志さんに日々のお仕事についてお伺いするお話会を開催。師である芹沢銈介さんとの当時のことから、最近のお仕事まで様々なエピソードをお聞きできればと思っています。ぜひ、皆さまのご参加をお待ちしております。

 

染色家 山内武志さんに聞く染物のお話会

日程
2024/4/13(土)
時間
17:30~19:00(受付 17:00~)
場所
D&DEPARTMENT KYOTO Map D&DEPARTMENT KYOTO
参加費
¥1,500(税込)※ドリンクはキャッシュオン制
定員
20名

●お申込み方法:Web/店頭/お電話/instagram
●お問い合わせ:075-343-3217(京都店)

染色家 山内武志さんに聞く染物のお話会

山内武志(やまうち たけし)

染色家。昭和13年、浜松市に文化年間から続く紺屋に生まれる。浜松工業高校卒業、芹沢染紙研究所に入門。師の創作の傍らで制作の一端に従事。6年間の修業後帰郷し、地元の需要・要望に応えた制作を行うとともに、オリジナルの創作を行い全国各地で展示会を開催。現在も工房に立ち、染めと向き合い続けている。「アトリエぬいや」店主。