縞と出会った文様 山内武志の染め

江戸時代より染物の産地で知られる浜松の紺屋(染物屋)に生まれ、人間国宝の故・芹沢_介に6年間師事し、60年以上染めと向き合い続けている染色家 山内武志さん。80歳を過ぎた今でも日々工房に立ち、型彫り、糊つけ、染色までをすべてひとりで行なっています。今回は、山内さんが藍染で先染めした糸を使い仕立てたオリジナルの縞生地の作品を中心にご紹介します。山や雲など自然のモチーフの文様と、リズミカルな縞模様が重なり合うことで、これまでとは異なる印象をうけます。暖簾、椅子敷き、風呂敷など山内さんの仕事が一堂に集まる貴重な1ヶ月間です。

一つ一つ丁寧に手間暇かけて作られています。

縞と出会った文様 山内武志の染め

日程
2022/10/1(土)~10/31(月)
時間
12:00~20:00
場所
d47 MUSEUM (渋谷ヒカリエ8F) Map d47MUSEUM

●お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

定休日:水曜日

アトリエぬいや
浜松にある山内さんが営むギャラリーショップ。山内さんご自身の作品をはじめ、さまざまな民芸品を取り扱う他、定期的に企画展や講演会なども開催。

〒430-0929 静岡県浜松市中区中央3丁目8-30
TEL/053-457-4777
OPEN/12:00~18:00(火・水定休)
*定休日以外のお休みもあるため、アトリエぬいやにお問合せください。

アトリエぬいや
縞と出会った文様 山内武志の染め

山内武志(やまうち たけし)

染色家。昭和13年、浜松市に文化年間から続く紺屋に生まれる。浜松工業高校卒業、芹沢染紙研究所に入門。師の創作の傍らで制作の一端に従事。6年間の修業後帰郷し、地元の需要・要望に応えた制作を行うとともに、オリジナルの創作を行い全国各地で展示会を開催。今年で80歳、現在も工房に立ち、染めと向き合い続けている。「アトリエぬいや」店主。