「もののまわり」ワークショップ

2024年3月1日(金)、「もののまわり」ワークショップの記事が公開となりました。
→ 記事は、「2050MAGAZINE」Webサイトよりご覧いただけます。
掲載記事
・一澤信三郎帆布のもののまわり
・津乃吉のもののまわり


 
以下は、2023年の参加者募集時点での情報です。ワークショップはすでに終了しています。
 
京都市は、「2050年CO2排出量正味ゼロ」の実現を目指し、ウェブサイト「2050 MAGAZINE」で、京都市内のさまざまな活動を紹介しています。2022年は『d design travel』の取材手法をつかって京都市内のデザイントラベルスポットを紹介するワークショップを開催しました。
 
そして2023年はD&DEPARTMENTが考える「もののまわり」という手法で、京都の歴史や風土を活かし、地球環境に配慮しながら、ものづくりに取り組む京都の作り手を取材し、その長く続く生産活動の理由を掘り下げ、記事にして紹介するワークショップを開催します。
 
ワークショップは全3回。京都市の地球温暖化対策について学んだ後、「長く続くその土地らしさとは何か」、「もののまわり」の観点である、「環境」「産業」「地域」「暮らし」「仲間」について掘り下げます。この5つ観点から「もののまわり」を捉えることで、一時的な流行や情報に惑わされることなく、地域の個性や文化、ものの本質を捉える力を身につけることができます。
また、生産者を訪れ取材する際に、どんなことをヒアリングしたら良いか、自分たちの言葉で伝える文章の書き方など、基本的な編集の方法について学び、記事を作成します。完成した原稿は、「2050 MAGAZINE」に記事として掲載します。
一連のワークショップを通して、「考える力」や「伝える技術」を磨き、ものの本質を捉え、地球温暖化問題について、私たちが明日からできることを一緒に考えましょう。
 
【応募受付締め切り|2023年8月6日(日)】

お申し込みページ

※募集結果については、8月10日(木)までにメールで通知いたします。
 
>2050 MAGAZINEのサイトへ
>2022年の取り組みはこちら


 
◯ワークショップ日程
①2023年9月2日(土)13:30~16:00
場所 キャンパスプラザ京都(京都市下京区西洞院通塩小路下る) → アクセス

②2023年9月15日(金)または 16日(土)終日
場所 市内各所(取材先生産者の工場)
15日(金)はプロダクトの生産者 or 16日(土)は食の生産者への取材となります。いずれも終日の実施となります。申込時にご希望を選択してください。

③2023年10月15日(日)13:30~16:00
場所 オンライン開催
 
◯ワークショップへの参加方法
ワークショップへの参加は下記の条件が可能な方が対象となります。
・ワークショップ①~③の全日程に参加できる方
・デジタルカメラをご用意できる方(携帯電話のカメラ機能でも可)
・パソコンからのメールが受信できるメールアドレスをお持ちの方
・完成まで諦めずにやり通せる方
 
◯お申し込み
参加希望の方は、以下のフォームより必要事項をご記入の上お申込みください。
定 員:10名(応募者多数の場合は抽選)
参加費:無料(取材にかかる経費(交通費等)は自己負担となります。)
申込先:お申込みはこちらから(google formへ遷移します)
締 切:2023年8月6日(日)
通 知:募集結果については、8月10日(木)までにメールで通知いたします。
 


 
ワークショップの内容について
 

ワークショップ①/「もののまわり」の考え方を理解し、取材の前準備をする
日程:2023年9月2日(土)13:30~16:00 @キャンパスプラザ京都
第1部:「京都市発脱炭素ライフスタイルとは?」地球温暖化の現状と脱炭素社会実現に向けての行動指針についてお話します。
第2部:「もののまわり」の基本的な考え方やについてお話しします。2つのグループに分かれ、5つの視点で取材対象先をどう掘り下げるか考えます。
第3部:取材のマナー、原稿の書き方のレクチャー
宿 題:具体的な質問内容を整理する
 

ワークショップ②/「もののまわり」の視点で取材する
日程:2023年9月15日(金)~16日(土)のいずれか終日 @市内各所(取材先生産者の工場)
第1部:取材
第2部:取材後のアウトプットブリーフィング
宿 題:原稿を書く
 

ワークショップ③/さらに「もの」の本質を伝える原稿の精査
日程:2023年10月15日(日)13:30~16:00 @オンライン
第1部:編集部による添削例を見ながら、原稿をブラッシュアップする
第2部:グループごとにブリーフィング
宿 題:原稿を修正して整理する

「もののまわり」ワークショップ

日程
2023/9/2(土)、9/15(金)または9/16(土)、10/15(日)
時間
①2023年9月2日(土)13:30~16:00 ②2023年9月15日(金)または9月16日(土) ③2023年10月15日(日)13:30~16:00
場所
キャンパスプラザ京都(京都市下京区西洞院通塩小路下る)、取材先、オンライン Map キャンパスプラザ京都
参加費
無料(取材にかかる経費(交通費等)は自己負担となります。)
定員
10名

●お申込み方法:ウェブフォーム こちらからお申し込みください。(google formへ遷移します)応募の受付締め切りは、2023年8月6日(日)です。
●お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

 
※完成原稿は、京都市運営のウェブサイトに掲載する他、D&DEPARTMENTのWeb、SNS等、d desgin travel本誌への掲載、PR、広報等に使用します。予めご了承の上、ご参加ください。
※皆様からお預かりした個人情報はd design travel WORKSHOP KYOTO事務局が当該ワークショップに関する目的のみに使用し、同意なくしては第三者に提供いたしません。
 
主催:京都市環境政策局地球温暖化対策室
運営:D&DEPARTMENT PROJECT

もののまわり
D&DEPARTMENTは、日本各地に点在する土着的ともいえる魅力、その土地に根づく文化や歴史を大切にし、未来へ伝え続ける意思を持って活動をしています。そして「もの」の側面を多面的に捉える「もののまわり」として紹介し、伝える活動をしています。
その「もの」がどこから生まれたのか、どんな地域で発展し、根づいていったのか。またその土地から産業として発展した背景には何があるのか。「もの」をつくり続けていく上で、それが未来の地球環境に良いものとなっているか。「もの」を手に入れることで、どんな楽しみや豊かな暮らしが得られるのか。そして、つくる人と伝える人が仲間となり、その良さを皆で共有し、盛り上げていけるのか。こうした「もの」の「まわり」(地域・暮らし・産業・環境・仲間)を、一つの基準として考えると、移り変わる流行りに翻弄されることなく、いつの時代も普遍的に、長く愛し続けられるものを、楽しみながら大切に使い、各地に根づくさまざまな文化や風土を知る新たな学びとなり、その「まわり」に関わる人たちとの交流を楽しむことができます。

※「もののまわり」はD&DEPARTMENT PROJECTの登録商標です
『d design travel WORKSHOP KYOTO』公開中!
2022年は、D&DEPARTMENTの活動テーマである「ロングライフデザイン」の考え方をベースに、脱炭素ライフスタイルに繋がる京都市内のデザイントラベルスポットを紹介するワークショップを開催しました。完成した記事は、「2050MAGAZINE」Webサイトで公開中です。
→ 「2050MAGAZINE」Webサイト