やちむんのもののまわり-酒器から学ぶ沖縄の焼物文化-

沖縄にとって泡盛とは、単なる楽しみだけではなく、祝い事などでも欠かすことのできないお酒です。そのため泡盛にまつわる器も、使う場面によって様々な形でつくられています。晩酌などに使う注ぎ口のついた泡盛用の徳利「カラカラ」や、外出用に体に沿うよう湾曲した「抱瓶(だちびん)」、お祝いの際に用いられたひょうたん型の「嘉瓶(ゆしびん)」、度数の高い泡盛を呑むための、ぐい呑みよりも小さな「チブグワー」など、全て泡盛の器としてつくられたやちむんです。

このように、泡盛とその器であるやちむんは、古くから沖縄の人々の暮らしと共に根付いてきました。今回は、育陶園・井口工房・工房谷池の合同企画として、それぞれの工房に泡盛に合う器をつくっていただきました。沖縄で長く愛され続ける泡盛と酒器を中心に、それぞれのルーツや環境に合わせてつくられたやちむんから、そのまわりにある歴史や文化をご紹介します。伝統的な技術を残しつつ、現代でも使いやすく工夫された酒器の数々は、飲み方に応じて自分好みの酒器を選ぶ楽しみがあります。ぜひこの機会に、泡盛の器として親しまれてきた、沖縄ならではの酒器の文化を知るきっかけになればと思います。

やちむんのもののまわり-酒器から学ぶ沖縄の焼物文化-

日程
2023/7/5(水)~9/4(月)
時間
11:00~19:00(火曜定休)
場所
D&DEPARTMENT OKINAWA by PLAZA 3 Map https://www.google.co.jp/maps/search/D&DEPARTMENT%20OKINAWA%20by%20PLAZA3

●お問い合わせ:098-894-2112(沖縄店)

d SCHOOL わかりやすいやちむん
-壺屋からみるやちむんの歴史とこれから-
壺屋を巡りながら、やちむんのもののまわりをご紹介するツアーを開催。D&DEPARTMENT OKINAWA 専属ツアーガイドでもあり、歴史研究家の賀数仁然さんに、やちむんの始まりともされる壺屋を巡りながら、なぜ壺屋で焼物文化が根付いたのかを紐解く歴史について学びます。ツアーの後は、企壺屋焼窯元育陶園の代表取締役 高江洲若菜さんと、井口工房の井口春治をお招きし、それぞれの立場から考える「やちむん」についてお伺いするトークイベントも。

日程:2023/8/15(火)
時間:ツアー 16:00~17:30/トークイベント 18:00~19:00
場所:ツアー 祟元寺石門(集合)/トークイベント 第一牧志 公設市場 多目的室会場 Map
参加費:¥4,000(税込)(※トークイベントのみ参加の場合 ¥1,200 )
定員:30名(トークイベント50名)

詳細・お申し込みはこちら
d SCHOOL わかりやすい泡盛
-神村酒造から学ぶ泡盛の楽しみ方-
オリジナル泡盛でご協力いただいた神村酒造さんに伺いインスタライブを開催!
酒造ツアーと、酒器と合わせたオススメの飲み方をご紹介。
泡盛にあわせた好みの酒器と一緒にご自宅で。オリジナル泡盛を片手に、お楽しみください。

日程:2023年8月25日(金)
時間:19:00~20:15
配信はこちら→@d_okinawa



やちむんのもののまわり-酒器から学ぶ沖縄の焼物文化-

有限会社 育陶園(いくとうえん)

1963年、五代目高江洲育男(現代の名工)が「高江洲製陶所(後の育陶園)」を設立。
1997年、育男の死去後、高江洲忠(伝統工芸士)が六代目となる。
1988年、店舗「育陶園」、2004年、体験工房「やちむん道場」、2009年、店舗「guma guwa」、2011年、店舗「Kamany」、2020年、店舗「Etha」、2023年、店舗「nan*ne」を壺屋にオープン。

300年以上続く壺屋という地域に根ざし、個ではなく、チームとして、伝統を継承しながらも壺屋焼の進化を目指したものづくりをおこなっている。

やちむんのもののまわり-酒器から学ぶ沖縄の焼物文化-

井口工房(いぐちこうぼう)

井口春治 (いぐちはるじ)
沖縄県出身 沖縄県立芸術大学卒業
沖縄県立芸術大学卒業読谷山焼 大嶺工房に勤務
2012
年 読谷村に「井口工房」設立

井口悠以 (いぐちゆい)
神奈川県出身
会社勤務を経て読谷山焼 北窯 松田米司工房に勤務
2012年 読谷村に「井口工房」設立

 

やちむんのもののまわり-酒器から学ぶ沖縄の焼物文化-

工房谷池(こうぼうたにいけ)

1974年 兵庫県淡路島生まれ 製瓦業を営む両親のもとで幼い頃から土に慣れ親しむ
2000年 石垣島移住、制作開始
2008年 米原にて工房を構える シンプルで使いやすく、料理の映える器作りを心掛けている