NIPPON VISION MARKET「鹿児島 お茶を楽しむ」で紹介している「開聞山麓香料園」は、1941年から続く日本で最初のハーブ農園。日本における天然香料の農場および工場としてはたいへん古く、今年で創業80周年。広大な敷地の中には、1万本以上の芳樟(ホウショウ)の木や、レモングラスやローズマリーをはじめとした様々なハーブを育てています。
土作りにはじまり、環境のバランスを考えてその植物の香りが最もよい時期を見極め収穫。南国の陽射しを浴びて育まれた香りの強いハーブは、国内外からの評価も高く、食品や化粧品などにも使われ、近年では鹿児島の企業と新たな商品開発にも取り組んでいます。
「天然香料の豊かさを感じて」
私たちは日々生活していくなかで、様々な香りに触れています。香りは、私たちの毎日を彩る大切な要素のひとつですが、時代は進み科学技術は発展を遂げ、合成香料や安価な輸入品を使用したものも少なくありません。
開聞山麓香料園のハーブの香りは、まるで自然の中に包まれるような豊かな香り。園内にある蒸留工場で、蒸留・分離作業を行い、丁寧にボトリングされています。
今回は、ハーブティーやエッセンシャルオイル(精油)、石鹸やポプリなどを期間限定でご紹介いたします。開聞岳の麓で育まれた香りをお楽しみください。