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富山県のデザイントラベルを考えるワークショップが開催されました。

d design travel WORKSHOP TOYAMA2開催レポート

0円(税込)

富山県

ロングライフデザインをテーマに活動するD&DEPARTMENT PROJECTが、47都道府県それぞれにある、その土地に長く続く「個性」「らしさ」を、デザインの視点から選び出し、観光ガイドとしてまとめる『d design travel(ディ デザイン トラベル)』。

これまで、29の都道府県をご紹介してきましたが、2021年秋に『d design travel TOYAMA vol.02』を発行することになりました。vol.02というのは、リニューアルではなく、2013年に発行された現在の『d design travel TOYAMA』に掲載されていない場所を改めて発掘し、掲載することになります。2024年に福井方面へと延長が予定されている北陸新幹線。さらに北陸方面のアクセスが良くなることも踏まえ、約8年を経て続編の発行を予定しています。

今号も、本誌制作の前に、地域の方々をお迎えして富山のデザイントラベルを考えるワークショップが、5月22日(土)に、D&DEPARTMENTO TOYAMAにて開催されました。
(※コロナウイルス蔓延防止に配慮しつつ開催されております)

第一部では、発行人のナガオカケンメイと神藤編集長から、『d design travel』が完成するまでの道のりを案内。

この本の編集方法として特徴的なのが、約2ヶ月をかけて編集部が必ず現地に赴き、実際に食べ、体感し、感動した場所のみを取り上げるということ。
ワークショップを通して地域の方々から得た情報を元に、Google Mapへスポットを一つ一つ落とし込み、何度も足を運びながら「富山らしい」デザイントラベルをご紹介しています。

「本当におすすめできる、その土地らしさを感じる場所しか紹介しない」
という編集方針は、編集長が変わっても毎号しっかりと受け継がれ、観光地・レストラン・ショップ・カフェ・宿泊・キーマンという6つのカテゴリで、最大4つずつを「d mark」として紹介しています。

どこに行っても同じような店がある…。という景色は、ある意味安心感を与えてくれますが、「旅をする」実感や、その土地だからこそ味わえる喜びを得るのは難しい。
「観光とは、その土地の光を見ること。地域の人からは当たり前な風景も、他所の土地からの訪問者にとっては刺激的で魅力に見える、土地の光を見出すことになり、そうした場所を巡る旅は、土地を知り、学びや感動を与えるものになるでしょう。

第二部は、参加者が6つのグループに分かれ、それぞれのカテゴリでおすすめする、デザイントラベルスポットや、土地のキーマンを挙げるワークショップです。
今回は続編の制作ということもあり、現在の『d design travel TOYAMA』に掲載されていない場所を提案するために、富山号を片手に一生懸命考えてくださいました。


画用紙に付箋紙を貼り付けながら、最終的には2つの案に絞り発表していきます。

ワークショップで、参加者のみなさんが考案している様子を見守る、発行人。
「デザイントラベルということをお忘れなくですよー」という声をかけながら、参加者の様子を見守ります。

私自身も、何度かこのような参加型のワークショップにお邪魔したことがありますが、地域の方々が地域のらしさを捉え、紹介していく工程は、参加者それぞれが、自分たちの日常で、どのくらい自分たちの土地らしさを感じるものを愛し、残し、伝えようとしているか…を、振り返る良い機会だと思っています。

日常の中で、便利さだけに目を奪われていないか。
地域の中に普通にある、地域らしいことを応援しているか。
他所とは違う、自分たちの土地らしさを認識できているか。

この視点を持つだけでも、その土地で暮らす意義が生まれ、より暮らしが豊かになる。


みなさんが続々と挙げた候補の中から、最終的に2つに絞り、ワークショップはカテゴリごとの発表会へと進行します。
地域のみなさんと一緒に行なうワークショップは、それ自体に県民性が表れてくるのですが、まさにこの富山ワークショップもそうでした。

参加者それぞれの「デザイン」への意識が高く、プレゼンテーションが上手なことに驚かされました。
この背景には、何かしら富山で育んまれてきた、デザインや文化への意識があるのかもしれません。

さて、編集部は、このワークショップで皆さんからいただいた情報をもとに、富山県全域を巡り、富山らしい魅力を発掘中です。


本誌が完成するまでの、私なりの楽しみ方をご紹介します。

Facebookグループの「d&d富山会」では、神藤編集長が富山を巡っている様子がリアルタイムで投稿されています。「ここは掲載されるんだろうか」と本誌の完成をイメージしながら楽しんでいます。


こちらは、取材の様子をまとめたYouTubeチャンネル。
動画で見る、土地の魅力を探す旅。ちょっとした旅行気分を味わっています。
是非みなさまも、編集部と一緒に完成までの道のりを楽しんでみませんか?

そして最後に、このトラベル誌の制作を、地域の皆さんと作り続けていきたいという思いを込めて、
『d design travel』を作り続けたい vol.11 富山号2 のクラウドファンディングをREADY FORのサイトで実施しています。
刊行の継続へ向けて、編集長からの思いが綴られていますので、こちらもご一読いただけると嬉しいです。

●『d design travel』を作り続けたい vlol.11富山号2
READY FORプロジェクトページはこちら(※外部サイトに移動します)

d design travel,富山,d design travel TOYAMA vol.2,

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