商品詳細

アピール画像

D&DEPARTMENTの「FROM LIFESTOCK PROJECT」と京都の老舗草履店「祇園ない藤」と共に製作した、日本のビーチサンダルJOJO FROM LIFESTOCKをご紹介します。

スタッフの商品日記 057 JOJO FROM LIFESTOCK

0円(税込)

発売日時:2021年 05月 27日 00:00

京都府

日本の草履をルーツとした日本のビーチサンダル

ビーチサンダルの形は、日本古来の履物である装履(草履)が原点になっています。もともと装履は、働くための道具として発達してきた履物です。前ツボを指股で掴むことで足に力が入り、前かがみの姿勢も支えやすく、農作業時などの活発な動きを足元からサポートする役割を果たしていました。その装履の形をベースに昭和中期にビーチサンダルが考案され、ゴム製の土台に、布やビニール、プラスチックなどの鼻緒やストラップが付き、今ではリラックスして履ける履物として世界中で親しまれています。
そういった歴史的背景に着目し、創業明治30年の履物専門店である「祇園ない藤」の五代目・内藤 誠治さんが、「日本の履物匠として、綺麗で履き心地の良いビーチサンダルを作りたい」という思いから、近代的な装履として提案したサンダルがJOJOです。

「JOJO」という名前の由来は、装履の方言の一つである「じょじょ」から名付けられました。活発な動きをサポートする装履本来の機能はそのままに、現代の暮らしにも取り入れやすいデザイン性と耐久性、そして履き心地の良さを兼ね揃えています。

JOJOの特徴である大きめの前ツボは、柔らかく強度がある哺乳瓶の飲み口と同じシリコン素材を使用しており、指股が痛くなりにくくなっています。

また、インソールは硬さの違う素材を4種類ほど重ねることで、耐久性がありつつ履く度に自分の足裏に沿って馴染む構造になっており、パーツ毎の素材や性能の組み合わせで、長時間履いても疲れにくい履き心地を実現しています。

もう一つの特徴は、パーツごとに修理しながら長く履き続けることができる点です。花緒、前ツボ、インソール、アウトソールの全パーツが国内の工場で製造されており、パーツ交換の際にカラーも変えたりすることで気分を変えながら履くことができます。

D&DEPARTMENTでは花緒が水着素材のベーシックタイプのJOJOに加え、花緒を別珍で仕立てたD&DEPARTMENTオリジナルのJOJOの2種類を販売しています。別珍に使用している生地は、FROM LIFESTOCKの活動の中で出会った国内の別珍、コーデュロイ生地の95%を生産しているという静岡県天龍社産地の生地を使用しています。
JOJOのLIFESTOCKは元々花緒には別珍が使われていたという歴史に注目し、装履の古くからの原点でもある別珍で作ることになりました。別珍は上品でありながら柔らかな毛足が心地良く、通常のJOJOとはまた違った落ち着いた光沢感が品のある雰囲気に仕上がっています。

左が別珍のネイビータイプ、右が別珍のブラックタイプ。

別珍生地の工場での作業風景
FROM LIFESTOCKについてはこちら

つづく産業

明治時代以前、日本の履物としては下駄や草履が主流でしたが、鎖国が終わり、明治初頭に様々な西洋の文化や技術を取り入れていく中で洋靴も次第にファッションとして広まっていきます。当時、内藤さんの祖先は木材と織物の商いをしていましたが、その端材で下駄を作ったことをきっかけに、明治30年に履物専門店を開業しました。元々は上京区の紙屋川近くにお店を構えていましたが、その後、支店があった祇園商店街の一角に移り、現在に至ります。創業以来、「その人に合うものしか作らない」という方針を貫き、着物や小物を一緒に販売する“和服小物店”ではなく、“お誂えの履物専門店”として、使い手と用途に合う履物を作り続けています。

お手入れ 

外側のアウトソールは、水を含ませたメラミンスポンジで磨くと綺麗に汚れが落ちます。
インソールのコルクタイプは、襟袖用の染み抜き洗剤を染み込ませ、少し時間を置いてからタワシで磨くと汚れが落ちやすいです。エクセーヌタイプは、40度くらいのぬるま湯を染み込ませ、固く絞った布で拭きます。
前ツボなどの細かい部分の磨きは歯ブラシがおすすめです。別珍の花緒部分は、薄めた洗剤につけ置きし、優しくもみ洗いをします。洗濯後にはバスタオルで包みながら水分を取ってください。水洗い後は風通しの良い日陰で陰干ししてください。

お気に入りのポイント

私はベーシックタイプのJOJOを3年ほど愛用しています。スニーカーだと大体23.5cm~24cmのサイズを履いていますが、JOJOだとXSサイズ(22.5cm)で、少し踵が出るように履いています。主に職場で使用していますが、脱ぎ履きがしやすく、長時間履いても疲れにくい点が気に入っています。水に濡れても乾きが早く、アウトソールのグリップ性も高いので滑りにくいため、雨の日に好んで履いたりします。また、色や服装の合わせ方次第ではシックな印象になるので、季節によっては靴下も合わせて着こなしを楽しんでいます。履く度に自分の足裏に馴染んでいくので、ひと夏限りの使い捨てサンダルではなく、一足を育てて長く履きたい方におすすめです。(京都店 下野)

JOJO FROM LIFESTOCK コルク/NAVYの商品ページはこちら

JOJO FROM LIFESTOCK エクセーヌ/BLACKの商品ページはこちら

履物 LIFESTOCK ビーサン ビーチサンダル ファッション

数量:

カートに追加されました。

閉じる

閉じる

お気に入りリストに追加

ウィッシュリストに登録しました。

閉じる

閉じる

この商品を買った人は、こんな商品も買っています

靴に合わせ独自に調合したゴム素材 丈夫で柔らかい ムーンスターのスニーカー

靴に合わせ独自に調合したゴム素材 丈夫で柔らかい ムーンスターのスニーカー

0円

手間を惜しまないものづくりで長時間履いても疲れにくい、ムーンスターの「GYM CLASSIC(ジムクラシック )」「ALW SIDEGOA(オールウェザー サイドゴア)」。地下足袋の生産を契機にゴム産業のまちとして栄えた久留米で、140年以上もの間「履物」をつくり続けてきたムーンスターによる“MADE IN KURUME”のスニーカーです。

商品詳細へ
祇園ない藤 「JOJO」が出来るまで

祇園ない藤 「JOJO」が出来るまで

スタッフの商品日記 057   JOJO FROM LIFESTOCK

草履の老舗「祇園ない藤」がつくるサンダル「JOJO」

0円

草履の老舗「祇園ない藤」がつくるサンダル「JOJO」

商品詳細へ

このカテゴリに属する別の商品

京都・津乃吉さんに学ぶ

京都・津乃吉さんに学ぶ

スタッフの商品日記 057   JOJO FROM LIFESTOCK

京都の佃煮屋、津乃吉さんに「素材を活かし切る姿勢」を学びにいきました。

0円

京都の佃煮屋、津乃吉さんに「素材を活かし切る姿勢」を学びにいきました。

商品詳細へ
京都醸造

京都醸造

スタッフの商品日記 057   JOJO FROM LIFESTOCK

京都店の食堂で提供しているビールをつくっている、京都醸造さんの工場に行ってきました。

0円

京都店の食堂で提供しているビールをつくっている、京都醸造さんの工場に行ってきました。

商品詳細へ
つづくをたべるレシピ 025 京都「ばらずし」

つづくをたべるレシピ 025 京都「ばらずし」

スタッフの商品日記 057   JOJO FROM LIFESTOCK

京都丹後地方でよく獲れた鯖を使った郷土寿司「ばらずし」のレシピ。

0円

京都丹後地方でよく獲れた鯖を使った郷土寿司「ばらずし」のレシピ。

商品詳細へ

この商品は、次のカテゴリにも関連付けられています。

一覧

一覧 > スタッフの商品日記