「沖縄の再生ガラス - 吹きガラス工房 彩砂の器 -」

琉球ガラスは、廃瓶を細かく砕き溶かして再生したガラスです。戦後、沖縄島内にガラス材料が不足する中、米軍基地から出るコーラやビールの廃瓶を材料にして生まれました。 今では、再生ガラスの代わりに原料ガラスを使用し、お土産用に着色されたものもありますが、「吹きガラス工房 彩砂(るり)」の小野田郁子さんは、廃瓶を回収してつくる昔ながらの製法で琉球ガラスの作品をつくり続けています。泡盛の廃瓶が淡いブルーのグラスになり、オリオンビールの廃瓶が柔らかい茶色のグラスに生まれ変わったり。沖縄にしかない色合いを楽しむことができるのも琉球ガラスの魅力です。

 

今回は、グラスやお皿などの定番の器のほか、ガラスの揺らぎが感じられるランプシェードもご紹介。温かみのある柔らかなフォルムでありながら、涼やかに空間を飾るガラスの表情をお楽しみください。

「沖縄の再生ガラス - 吹きガラス工房 彩砂の器 -」

日程
2024/5/1(水)~6/3(月)
時間
11:00~19:00(火曜定休)
場所
D&DEPARTMENT OKINAWA by PLAZA 3 Map プラザハウスショッピングセンター 2F

回収受付|空き瓶が生まれ変わります
沖縄店では、取り扱い当初から常時お客様から空き瓶を回収し、小野田さんの作品の材料に使っていただいています。プラスチック製品が増える中、廃瓶を回収してつくる昔ながらの琉球ガラスの製作は難しくなりつつあります。ぜひ店頭に空き瓶をお持ちください。

※日本製の空き瓶のみの回収となります。下記のHPをご参照ください。
日本ガラスびん協会一覧
開催期間限定|箸置きプレゼント
開催期間中に日本製の空き瓶(高さ30cm以上1本、または30cm未満2本)をお持ちいただくと、オリジナル箸置きをプレゼント。先着20名、お1人様1個限り。ぜひ店頭に空き瓶をお持ちください。
「沖縄の再生ガラス - 吹きガラス工房 彩砂の器 -」

「吹きガラス工房 彩砂」小野田 郁子

東京都出身。「宙吹ガラス工房 虹」の稲嶺 盛吉氏に13年間師事。2009年に、沖縄県読谷村に「吹きガラス工房 彩砂」を設立。沖縄の泡盛やビールなどの廃ビンを再利用してつくるグラスやお皿は、シンプルでかつゆるやかなフォルムを感じさせる。