新潟の"発酵"と"雪室熟成"を味わいます
国内外の食の最前線を伝えるフードマガジン『料理通信』2019年12月号に掲載される
「食の新潟・秋編」では、前回の夏編に続いてD&DEPARTMENTたべる部が取材に同行しました。
今回も現地での体験やまなびを、皆様にお伝えするMEETUPイベントを開催します!
日本各地に息づく食の文化遺産を巡る旅。日常の贅沢に溢れる新潟の食を、『料理通信』の取材チームと共に、D&DEPARTMENTたべる部ディレクター・相馬と、料理人・植本が旅しました。その模様はこちらからご覧いただけます。
12月14日(土)、東京・奥沢の「dたべる研究所」で、「新潟をたべる会~秋編~」を開催します。新潟の食文化を象徴する「発酵・熟成」をキーワードに、新潟で出会った伝統料理、食材の魅力をみなさんと分かち合います。
10月の新潟は新米の季節。魚沼市は豪雪で、清らかで豊富な雪解け水が質の高い米を育てます。米農家の数は減りつつあるが、若い力がその後の田んぼを引き受け、魚沼自慢のコシヒカを守り継いでいました。
新潟の上質な米と大豆で造られてきた越後味噌。大杉木桶で仕込む「越後みそ西」、樽や建物に自然に息づく酵母菌の力がこの蔵ならではの味わいを生みだします。
中越の大部分を占める豪雪地帯では、昔から食料の保存に雪を活用。その知恵を現代に活かしたのが「雪室熟成」。野菜や肉が、長期保存できるだけでなく旨味や甘味が増します。
カキノモト(食用菊)やイトウリなど、地元ならではの食材を使った郷土の味にも多くの発見がありました。
かつて農家で酵母や米麹を混ぜ、自家醸造されていたのがどぶろく。2005年に小千谷市が「どぶろく特区」の認定を受け、一定条件のもと醸造を推奨。輸送には不向きであまり県外に出回りませんが、今回は特別にMEETUPでご賞味いただきます。
※photographs by Kiyu Kobayashi
<みんなで新潟の食を語り、味わいましょう>
現地より生産者の方も参加予定です。同じ食卓を囲み、お食事を楽しんでいただきながら、新潟の暮らしや食についておうかがいします。当日のメニューなど内容詳細はこのページの下部をご覧ください。
新潟の食に興味のある方、新潟に興味のある方、地域の食に関心のある方。ぜひご参加お待ちしております。