宇治茶の主要な生産地として知られる、京都府南部の宇治田原町。茶畑が広がる自然豊かな町では、お茶を飲むだけでなく、「食べるお茶」が暮らしのなかに根付いています。茶農家が多い地域ならではの食文化や、お茶を活かした古くから伝わるお料理を、一膳の定食にしました。

「京都・宇治田原定食」

※右下から時計回りに。

●茶汁
茶仕事や山仕事の合間に食べられる宇治田原の郷土食。好みの薬味と魚を合わせた味噌玉に、温かいほうじ茶をかけて、畑仕事の合間にいただきます。香ばしいお茶の香りと旨味が合わさった、茶農家ならではのお味噌汁。

●かしわのすき焼き
京都では、鶏肉のことを「かしわ」と呼び、祝い事か?あると鶏を丸ごと捌き、すき焼きにします。親戚や家族を囲んで食べるハレの日の料理。

●こんにゃくの甘辛煮
原料になるこんにゃく芋は、茶園の合間て?栽培できたことから、こんにゃく作りが広がりました。シンプルに「こんにゃくだけで食べる」のが宇治田原の定番。

●水菜とお揚げの辛子和え
水菜は、こんにゃくと同様で茶園で栽培されていた作物。焼いたお揚げと合わせて辛子和えにしました。

●茶殻の佃煮
茶農家では、煎茶の茶殻は捨てることなく、山椒と煮て佃煮にします。茶葉と醤油の相性か?よく、ご飯か?進む一品です。

〈提供期間〉
提供　2022年4月15日（土） - 2022年6月2日（木）
場所　d食堂 京都
価格　1,600円（税込）

※提供期間は状況によって変更となる場合があります。

〈店舗情報〉
d食堂 京都　Facebook / Instagram

住所　京都府京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町397　本山佛光寺内
【MAP】
電話　075-343-3215
営業時間　11:00~17:00（L.O.16:30）
定休日　火水
※最新の営業状況はSNSをご確認ください。