油と出汁で炒める「油ぞうめん」は、本土の出汁文化と沖縄の油炒め文化の中間にある、奄美の食文化をよく表した家庭料理。北部は煮干し、南部は塩豚と、地域ごとに出汁が異なるのも、また特徴的です。
 
━━━━━━━━━
材料
━━━━━━━━━
○素麺　100g
○ニラ　30g
○パリパリいりこ　10g
○油　大さじ2
○お湯　大さじ4
○薄口醤油　小さじ2
 
━━━━━━━━━
作り方
━━━━━━━━━
1. 素麺を茹で、氷水で締めておく
2. ニラは3cm幅に切っておく
3. フライパンで、油とパリパリいりこを弱火にかけて、香りを出す
4. 香ばしい香りがしたら、２を入れて軽く炒め、１とお湯、薄口醤油を入れて強火に
5. 素麺が水分を吸ったら、できあがり
 
━━━━━━━━━
メモ
━━━━━━━━━
＊煮干しの香りを、油でじっくり引き出すのがおいしく作るミソ！
 
━━━━━━━━━
生産者紹介
━━━━━━━━━

香川県観音寺市にあるいりこ屋「やまくに」のパリパリいりこを使用しています。地元では、キビナゴの煮干しをカリカリに炒めてから作るのが定番で、生臭さが無く香ばしいやまくにの「パリパリいりこ」は最適な代用品です。