わかりやすい和紙-小川和紙と糸で綴じる和綴ノート作り-

埼玉県小川町を中心に生産される小川和紙は1300年の歴史があり今もなお伝統は継承され生産が行われています。小川和紙でも細川紙は国の重要文化財やユネスコの無形文化遺産に指定されており現在では和紙ならではの風合いと強度を活かし様々な活用がされています。

今回講師をしてくださる森田千晶さんは小川町で和紙作りを学び和紙造形作家として活動しており、ご自身のアトリエの一角で和紙の原料である楮を育て、実際にその楮を使っての和紙づくりもされています。

和紙を暮らしの中に取り入れてもらいたいという思いからレースのような透かし模様が美しい和紙をオーナメントとして提案したり、和紙の糸から作るアクセサリー、金や銀などの異素材と合わせたブローチや幾重にも和紙を重ねたトレーなど和紙で様々な表現をされています。

本イベントでは森田さんから小川和紙がどのようにして作られているのか、また原材料である楮の使う部分によってさまざまな表情になる和紙の特徴についても実際の和紙を手元に見ていただきながら学びます。
そして細川紙や、表情違いの小川和紙など今回学んだ和紙と森田千晶さんの透かし和紙を組み合わせてノートづくりを行います。
表紙の強度を上げるための「裏打ち」から初めて、針と糸とで綴じる「四つ目綴じ」という和綴の方法で皆さんと一緒にノートを完成させます。

参加者の皆さんには和紙各種、和綴用の針と糸をお送りします。
また本イベントの録画したものを(イベント開催後2週間)ご覧できるように準備いたしますので、和綴のやり方の復習や作業時間が間に合わなかった時にご活用できます。

ぜひ一緒に小川和紙から和紙の特徴、魅力を学びましょう。そして暮らしの中に和紙を取り入れてみませんか。

わかりやすい和紙-小川和紙と糸で綴じる和綴ノート作り-

日程
2021/8/28(土)
時間
14:00~16:00
場所
オンライン会議サービス「Zoom」※URLはお申し込み後にお知らせします。
参加費
¥6,600(送料、税込)和綴ノート材料費込み
定員
20名

●お申込み方法:WEB/店頭
お支払いは「店頭現金払い」もしくは「お振り込み」となります。
なお振り込み手数料はお客様にてご負担ください。
●お問い合わせ:048-580-7316(PUBLIC DINER d埼玉店共有回線)

【参加受付期限】
2021.8.22まで
期日以降は直接店舗へご連絡ください。
【注意事項】
事前に商品を発送いたします。住所を正確にご入力ください。
本企画はオンライン会議サービス「Zoom」を使用します。事前にご登録をお願い致します。(「Zoom」についてはこちら
イベント開始15分前より入室可能です。

商品を発送致しますので参加申し込み後のキャンセルは不可となります。

【参加費に含まれるもの】
■細川紙 15枚
■黒皮紙 1枚
■透かし和紙 3枚
■表紙(森田千晶さんの漉き込み和紙) 2枚
※透かし和紙、表紙の絵柄はランダムに選ばせていただきます。指定不可。
■裏打ち用和紙 2枚
■クリップ用補助紙 2枚
■穴あけガイド紙  1枚
■紙縒用和紙    1枚
■画鋲       1個
■和綴用の針、糸  各1
【参加費に含まれないもの】
■大和のり(障子貼り用の糊など)
■障子貼り用刷毛 1つ(糊をとき紙に塗るのに使用)
■水 100g程度
■のりを水で伸ばすためのトレーもしくはお皿 1つ
■目打ちもしくはキリ 1本
 和紙に穴を開けるのに使用します。目打ちを金槌で叩いて和紙に深く差し込みます。
※和綴ノートを今後も作り続けたい方には金槌で打ち込める製本用の目打ちがおすすめ
(約1300円で販売しています。「製本用目打ち」で検索していただくと通販のサイトも多数見つかります)
■金槌(目打ちを打ち込むのに使用します)
■クリップ 2個(約8mmの厚みの紙束が挟めるもの)

どの材料もホームセンターや100円均一などで手軽に購入できます。また目打ちは手芸用のもの、製本用のものなど種類は問いません。
※どうしても材料の準備が難しい場合ノリ、刷毛、目打ち、クリップは簡易のものを別途¥500の追加金額にてセットにしお送ります。備考欄に【¥500追加セット購入希望】とご入力ください。


森田 千晶 夏の和紙 POP UP開催
2021年8月8日(日)~9月20日(月)
D&DEPARTENT埼玉店では森田千晶さんの夏の暮らしにおすすめの和紙を販売致します。
定番で販売するもの以外にも扇子やアクセサリー、大判の透かし和紙などを販売予定です。
わかりやすい和紙-小川和紙と糸で綴じる和綴ノート作り-

森田 千晶

和紙造形作家。女子美術短期大学造形学科を卒業後、アクセサリーデザイン会社を経て小川町和紙体験学習センターにて講座を受講。その後同センターに勤務。海外でも紙漉きのデモンストレーションを行うなど日本の和紙を伝えるために活動。現在は坂戸市で二人の作家とともにアトリエ線路脇を構え、様々な作品の創作活動を行う。
アトリエ線路脇についてはこちら