京都 kuska fabricの手仕事

京都府北部に位置する丹後は、300年以上前から絹織物産業が盛んな日本最大の絹織物産地です。与謝野町に工場を構えるクスカ株式会社は、1936年の創業時から丹後ちりめんを製造・販売してきましたが、着物離れや、海外から安価な生地が入ってきたことで、1972年をピークに生産量は激減。その現状に対し、着物にも使われていた手織りの技術を生かしつつ、現代のライフスタイルに寄り添ったブランド「KUSKA」を2010年に立ち上げました。生地の織り込みから縫製までを全て職人が手作業で行うため、熟練の職人でも1日にネクタイは2~3本、マフラーは1枚しか織ることができません。2022年からは「kuska fabric」にブランド名を一新し、ネクタイだけでなく手織りの美しさや技術を感じる商品展開にも力を入れています。

4度目となる今回の展示では、定番のネクタイ、ストールをはじめ、新作のアクセサリーも販売します。手織りは、素材に空気を含ませてゆっくりと織ることができるので、機械織りには表現出来ない立体的な風合いや表情があります。ぜひ店頭でご覧くださいませ。

京都 kuska fabricの手仕事

日程
2022/12/5(月)~1/9(月)
時間
11:00~18:00(火・水曜休)
場所
D&DEPARTMENT KYOTO Map D&DEPARTMENT KYOTO

●お問い合わせ:075-343-3217(京都店)

※12/28(水)~1/1(水)は休業いたします。
1/2(木)~1/3(金)は短縮営業(営業時間11:00~17:00)
1/4(水)は休業します。1/5(木)から通常営業(営業時間11:00~18:00)になります。

\販売商品/
ネクタイ
手織りならではの柔らかい風合いや立体感を持ち、織り方によって個性があり、同じ織り方でも色で印象が異なる為、選ぶ楽しさがあります。今回は8種類のラインナップをご紹介します。
手紡ぎ真綿シルクマフラー
手紡ぎ真綿シルクマフラーは、薄手のライトと厚手のヘビーの2種類あります。それぞれ使っている糸が違うので触り心地や厚みに違いがあります。
ピアス・イヤリング
手織りのフレスコ生地を使用しており、立体感を角度によっても変わる表情が楽しめるアクセサリーです。
フォーマルやカジュアルにも様々なシーンで身近に手織り生地の魅力を感じられるアイテムになっています。
京都 kuska fabricの手仕事

kuska fabric

1936年京都丹後にて創業し丹後ちりめんを製造。ライフスタイルの変化で生産量が減少する状況に対し、「昔の織り技法で今のライフスタイル」をコンセプトに新しいブランドKUSKA」2010年に立ち上げ、ネクタイやストールの製造・販売を行う。糸づくりから染め・手織り・商品完成まで全て手作業で行うため、機械織りにはない立体感や発色の美しさが感じられる。