鹿児島のやきもの龍門司焼のもののまわり

龍門司焼は、元禄初年頃に朝鮮半島より渡ってきた陶工によって始められた、古帖佐焼の流れをくむ窯です。桜島を南に臨む加治木の山ふところに築かれ、以来300年以上にわたり、すべて地元の土と原料を使い、先人によって築きあげられた伝統と技術を守り継いでいます。

鮮やかな色調の三彩、飴釉、青流し等、龍門司焼でしか見ることのできない鮫肌釉や蛇蝎釉など、多彩な天然釉は素朴で力強い風合いを持ち、多くの人に親しまれています。

 

本企画では、鹿児島店がおすすめする、今の暮らしに取り入れやすい普段使いの器を中心にセレクトし展示販売します。また、期間中は暮らしの中で活躍する龍門司焼の実例をSNSで紹介する他、龍門司焼について学べるコンテンツを毎週配信。8月22日(日)は、龍門司焼企業組合の川原竜平さんをゲストに迎えオンライントークを開催します。

 

長くつづく「黒薩摩」を生活の中に取り入れ、龍門司焼を使い、知ることで、次の世代までみなさんとつないでいけたら幸いです。

鹿児島のやきもの龍門司焼のもののまわり

日程
2021/7/29(木)~8/31(火)
時間
10:00~20:00
場所
D&DEPARTMENT KAGOSHIMA by MARUYA Map 鹿児島県鹿児島市呉服町6-5 マルヤガーデンズ4F

●お問い合わせ:099-248-7804(鹿児島店)

期間中、SNSを使ったオンラインコンテンツを配信します。
龍門司焼にまつわる歴史や文化、実際に愛用している方にその魅力を伺いながら、龍門司焼について詳しくご紹介します。関連企画のオンライン配信は、鹿児島店のInstagramアカウントから行います。
\毎週土曜日19時配信/
龍門司焼の歴史や製作過程を学ぶ
期間中の毎週土曜日、龍門司焼の歴史や製作過程などを約10分程度のIGTV動画でご紹介します。

7月31日(土) 龍門司焼の起源・歴史
8月7日(土) 龍門司焼ができるまで
8月14日(土) 龍門司焼企業組合の課題や今後の活動

視聴はこちら▷D&DEPARTMENT KAGOSHIMA
※クリックすると「Instagram」へ移動します。
\8月22日(日)19:30から!/
龍門司焼企業組合&D&DEPARTMENT KAGOSHIMA インスタライブ配信
配信日:8月22日(日) 19:30~

龍門司焼企業組合の川原竜平さんを迎え、龍門司焼の起源や歴史から現在に至るまでの活動や、時代のニーズに合わせて新しいものを取り入れつつ、今もなお昔ながらの作り方で伝統を守り継がれている、龍門司焼の魅力をご紹介します。

視聴はこちら▷D&DEPARTMENT KAGOSHIMA
※クリックすると「Instagram」へ移動します。
\みなさんの投稿募集中/
TwitterとInstagramで#投稿!
龍門司焼の活用事例をご紹介します
暮らしの中で活躍する龍門司焼をTwitter、Instagramの投稿でご紹介します。使い方の参考に、また龍門司焼の新たな魅力を発見する機会になればと思います。みなさんの投稿も募集しています!

〈投稿方法〉
ハッシュタグ「#わたしの龍門司焼」をつけて、龍門司焼の写真を投稿してください。

Twitter(@d_d_KAGOSHIMA)/ Instagram(@d_kagoshima

※投稿いただいた写真はD&DEPARTMENTウェブサイトやSNSなどでご紹介させていただく場合がございます。予めご了承ください。
龍門司焼企業組合
龍門司焼は戦前5,6軒の窯元がありましたがこれらの窯元を統合し、戦後に龍門司焼企業組合となりました。現在"企業組合"の形式をとっているのは全国でも龍門司焼企業組合のみです。

洗練された滑らかで美しい形は理事長である川原史郎さんをはじめ、長男の川原竜平さん、次男の川原昇平さん、川原史郎さんの甥にあたる猪俣謙二さんの4人で、ろくろで一つ一つ丁寧に作られています。

原料となる土や石、釉薬の素はすぐ近くの山から全て採取しにいきます。また、年に2回の登り窯での窯焚きはとても重労働ですが、登り窯に拘る理由がしっかりとあります。

龍門司焼企業組合 Instagram(@ryumonjiyaki