d SCHOOL わかりやすい庖丁研ぎ

開催中の企画展「種子鋏のもののまわり -種子島の鋏と庖丁-」では、種子島で古くから伝わる「種子庖丁(たねぼうちょう)」をご紹介しています。軟鉄と鋼でできているため、ステンレス製の庖丁より切れ味よく、研ぎやすい反面、サビが出たり、お手入れが難しそうと思われがちですが、ステンレスなどの他の素材の庖丁とお手入れ方法に違いはありません。

 

毎日使う道具だからこそ、お手入れは自分でできるようになりたいもの。砥石で研いだ庖丁は切れ味が長持ちします。基本を身につけることで、庖丁に愛着が湧き長く付き合うことができます。

 

今回は、種子鋏・庖丁のつくり手である「梅木本種子鋏製作所」の梅木さんをお招きし、家庭でできる基本の庖丁研ぎを学びます。実際に庖丁研ぎを実践していただく、初心者向けのワークショップです。研ぎ方がわからない、研いだことがない方も、お気軽にご参加ください。

d SCHOOL わかりやすい庖丁研ぎ

日程
2024/5/11(土)
時間
①11:00~ ②14:00~(各回1時間程度)
場所
D&DEPARTMENT KAGOSHIMA by MARUYA Map 鹿児島県鹿児島市呉服町6-5 マルヤガーデンズ4F
参加費
¥1,500(税込)
定員
各回5名 【事前予約制】

●お申込み方法:TEL/店頭
●お問い合わせ:099-248-7804(鹿児島店)

※砥石・サンプル庖丁はこちらでご用意いたします。
※自宅から持参された庖丁を使って研ぐことはできません。
※水を使用します。エプロンのご持参か、汚れてもいい服装でお越しください。

d SCHOOL わかりやすい庖丁研ぎ

梅木 昌子(うめき しょうじ)/ 梅木本種子鋏製作所

県外の金属関係の会社に勤めたのち、種子島へ帰郷。鍛冶屋として37代続いた牧瀬義文さんの外弟子として技術を継承する。刀鍛冶からの伝統的な製作技術、つけ鋼製法(鍛接)で1本1本手づくりの鋏を製作するのは、種子島では梅木昌二さんのみである。