2020/11/10

【広報発表】d47 MUSEUM第27回企画展「LONG LIFE DESIGN 2」2020/12/4(金)-2021/2/8(月)開催

47都道府県の民藝的な現代デザインから、未来のものづくりのあるべき姿を探る
「LONG LIFE DESIGN 2 祈りのデザイン展」d47 MUSEUMで2020/12/4 (金)-2021/2/8 (月) 開催

47都道府県をテーマにしたミュージアム・d47 MUSEUMでは、2020年12月4日 (金)より2021年2月8日 (月)まで、第27回企画展となる「LONG LIFE DESIGN 2 祈りのデザイン展 -47都道府県の民藝的な現代デザイン-」を開催します。
この「LONG LIFE DESIGN」展は、「時代や流行に左右されない、息の長いその土地らしいデザイン(=ロングライフデザイン)」をテーマに、20年間各地の個性を発掘・再発見し伝える活動を続けているD&DEPARTMENTが、2年毎に企画する、これからの未来のデザインを考える展覧会シリーズです。第1回は「健やかなデザイン」をキーワードに2018年に開催しました。

第2回となる今回のキーワードは「祈りのデザイン」。民藝運動とは、デザイン論である前に宗教的な美学です。「作為的ではなく」「祈るような澄んだ心」で一点ものの芸術作品ではない「適度に量産された」ものに宿る「美しさ」。そうした本来の民藝運動にあることを感じられる、ものや食品、ランドスケープなどを47都道府県から一つずつ展示します。本展では、D&DEPARTMENT代表でディレクターのナガオカケンメイが、日本各地にある「どうしてか分からないけれど、心惹かれる適度に量産されているもの」を、民藝思想の中で柳宗悦が特に強調する「直観」で選出。47つを並べ、その理由を探っていきます。

会場では、本企画展の公式書籍や、出展者の関連商品を購入できるほか、会期中には、ナガオカケンメイが聞き手となり、様々なゲストを招き、本展のテーマを異なる切り口で紐解いていくトークイベントも行います。また、ミュージアムショップ内では、芹沢銈介、棟方志功、柚木沙弥郎などが手掛けた包装紙やお酒のラベルといったパッケージデザインを紹介し、関連品を販売する「民藝グラフィック」のコーナーも登場。多様な実例からこれからの民藝とデザインのあり方を考えるきっかけを与えていきます。

本企画展特集ページは こちらから。

リリース詳細は以下PDFをご覧ください。

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