透き通るように薄い、丸直製陶所の磁器
明治時代よりヨーロッパに輸出する磁器を生産してきた、岐阜の丸直製陶所。その製品の特長は、およそ1mmという薄さにあり、光にかざすとうっすら透き通ったように見えます。中に入れたものの温度が直に手に伝わってくる感覚をお楽しみください。
3つの特長
薄さ約1ミリ
卵の殻に例えて「エッグシェル」と呼ばれる薄づくり。この技術は日本で数軒の窯だけに残っています。
繊細な柄
「銅板転写」という方法で1点ずつ絵柄を写します。柄のつなぎ目、かすれ具合にも味わいがあります。
軽くて丈夫
高温で焼き上げた磁器は、見た目以上に丈夫。電子レンジ使用OK。食洗機の使用はなるべく避けてください。
柄を楽しむ小皿と碗
銅版転写の技術で小柄を散りばめた、手の中に収まるサイズ。飲み物、アイスクリームやヨーグルト、副菜を入れる小鉢としても。
薄さ きわだつ「スキトオ」
薄づくりの技をより際立たせたいと考えて、
D&DEPARTMENT だけの柄のない真っ白なカップをつくっていただきました。
ナガオカケンメイが「スキトオ」と命名。
薄さは、およそ1mm
スキトオ カップの断面を見ると、最も薄い部分は1mm未満。伏せて焼き上げるため飲み口は少し厚めですが、それでもおよそ1.5mmほどです。
真っ白に仕上げました
中に入れたものの色でほんのりと色づいて見え、冷たいものはうつわ越しにその温度を感じられます。
こんな風につくられています
1. 型に粘土を入れる
粒子が細かく、軟らかな粘土を使います。多めの量を型に入れます。
2. 成形する
へらを当て、型に粘土を密着させて成形します。乾燥後、素焼きします。
3. 模様を付ける
刷毛に水を含ませ、うつわの表面に和紙を貼りつけていきます。
4. 上下を逆さまにして焼く
粘土が軟らかいため、重力に耐えられるよう下向きに置いて焼き上げます。
丸直製陶所(まるなおせいとうしょ)
創業は1900年頃。美濃焼の産地である岐阜県の土岐市にて、家族で営んでいます。日本に数軒のみ残る、卵の殻のように薄くて軽い”エッグシェル”の磁器づくりが可能な窯です。また、柄の印刷された和紙を刷毛で貼りつけ、その模様を転写させる『銅版転写』の技術においても国内屈指の繊細さを持ちます。