機山洋酒のワイン

山梨県甲州市塩山にあるワイナリー「機山洋酒工業株式会社」に見学に行ってきました。

山梨県の名産と言ったらワインです。その中でも、手頃な価格なうえに飲みやすくて美味しいと人気の高いキザンワイン。多くの人から愛されるその理由を学んできました。

機山洋酒では、出荷するワインの3分の1を自家農場で生産しています。

ワイナリーの横にある自家農場では、シャルドネ・メルロー・カベルネソービニヨン・プティヴェルドーの4種類のぶどうを栽培しています。見学をした5月中旬からは、ぶどうの成長が早くこまめに手入れをすることが大事だそうです。
見学をさせていただいた日も、元気に成長しているぶどうの蔓の手入れを丁寧に行っていました。

ぶどうの収穫が終わると、果汁を絞り、果皮や種子と一緒にタンクに入れて発酵させます。

機山洋酒では、最大で60トンものワインを蓄えられるタンクがあります。瓶に換算すると、なんと8万本にも及ぶそうです。様々なワインの種類に対応できたり、その年のぶどうの収穫量に合わせたりできるよう、いろいろなサイズのタンクが設けられていました。

発酵後、樽に入れて熟成させておくセラーでは、温度が15度前後に管理されています。このセラーには、最大で9万本が保管できるそうです。

このような行程を、ご夫婦2人で行っています。「トレンドを意識しつつも、変わらないものを」と語る土屋さん。キザンワインが地域から愛されるのも納得ですね。

また、ワイナリーの中には、キザンワインの試飲販売が出来るショップが併設されています。見学をした当日も、5種類のワインを試飲させていただきました。事前にお問い合わせすれば見学や試飲が可能だそうです。

 

2018年12月7日~ 2019年3月4日にd47MUSEUMで行われた「LONG LIFE DESIGN展」では、山梨県代表としてキザンワインが選出されていました。

その時のプレートを今でも飾ってくださっています。

 

「日常の中で楽しめる、品質の高い家飲みワインをつくること」を目指しながら、約40年もの間、KIZAN WINEと書かれた変わらないエチケット(ラベル)。

決してブレることのない想いを持つ土屋さんのワインは、山梨ワインの中でも特別な存在感を与えています。

 

D&DEPARTMENT山梨店には、ワインセラーがあり、キザンワインが常備されております。スタッフ一同、お客様のお好みに合ったワインをお探しします。山梨店へお越しの際は、ぜひスタッフにお気軽にお声掛けくださいね。

 

※山梨店は2020年に閉店いたしました。キザンワインは、d47 MUSEUM(東京・渋谷)にて取り扱っております。