座卓からうまれたテーブルと低座椅子

2016年1月8日からスタートした天童木工フェア「座卓からうまれたテーブル」展も、そろそろ折り返し地点を迎えようとしています。

 

座卓として開発されたデザインを元に誕生した、天童木工の大定番のテーブルをフルラインナップでご紹介している本フェア。このテーブルのひとつの特長として、座椅子にも、ソファーにも、ダイニングチェアにもセットが可能な、豊富なサイズ展開があげられます。スタイルに応じて実に細かなサイズ調整をオーダーできる点は、特に声を大にしておすすめしたい!と思うのです。

 

前回のブログでは、天童木工のダイニングチェア「アントラー」との組み合わせをご紹介しましたが、今回は1960年発売、長大作氏が担当した「低座椅子」に合わせる“座卓からうまれたテーブル”をご紹介します。

低座椅子は座面までの高さが29cmと、その名の通り座椅子に少し高さが付いた椅子です。ここは、高さ50cmのハイテーブルをぜひ。

 

この組み合わせだと、天板下に膝が無理なく収まりお食事などもしていただきやすいのです。実際に、D&DEPARTMENT KYOTOの食堂でも全席で使用している組み合わせです。椅子と共に、和室洋室問わず合わせていただけるので、床座に近い低い位置でゆったりとくつろぎたい、という方に特におすすめいたします。

ちなみに座卓からうまれたテーブルは通常、サイズに応じて2種類の素材からお選びいただけるのですが、このハイテーブルはナラ材のみ。

なぜなら、低座椅子のメインマテリアルがナラだからなんですね。まさにこの椅子に合わせるべく誕生した高さなのです。ぜひ、この機会に組み合わせの妙を体感してみてください。

「座卓からうまれたテーブル」展、ショップ2Fにて2月7日(日)までの開催です。また、連動企画として、1月23日(土)には、d SCHOOL「わかりやすい成形合板の家具」も。皆様のご来店をお待ちしております!