スタッフの商品日記 016 RE-DROP OR RE-USE RHODIA

多くの人に愛されてきたロディア

1932年にフランスにて代々紙を扱う商家ヴェリヤック家の兄アンリによって創立。1934年、ヴェリヤック兄弟社がメモパッドを含む全ての製品の商標としてRHODIAを登録しました。ブランド名はフランス四大河川のひとつ、リヨンを流れるローヌ川(RHONE)に由来しています。二本のツリーを模したマークは、紙の原料「木」であると同時に、アンリとロベールの二人の兄弟の絆を象徴するものです。立位での筆記を前提にしたプロフェッショナルユースに耐える機能性と優れたデザイン性から多くの人に愛されてきたロディア。




特徴
ロディアの全ラインナップにおいて、フランスの自社工場で製紙するベラム紙を使用しています。世界中の約40もの会社から集められる厳選したパルプは、すべて木から取ったもので、繊維の長い物と短いものをブレンドしています。さらに、料理のレシピにも例えられる長い年月の中で作りあげた比率でカルシウムやパラフィンなどを配合することにより、丈夫で裏抜けしにくく、あらゆる筆記具になめらかな書き心地を与える紙を表現しています。360°折返し可能な3本ラインと撥水、耐久性を兼ね備えたカバーなど、どんなシーンでも常に携帯するメモだからこそ、デザインだけでなく、機能にも強いこだわりを持っています。マイクロカット加工による細かなミシン目は、けばだたずきれいな切断面をもたらします。さらっと書いてピッと切り取れます。印刷された淡いパープルの線は目に優しく快適な筆記をサポートしてくれます。




つづく環境
【PEFCマーク】持続可能に管理された森林を証明する「森林管理認証」及び、その森林から産出された木材を使用して生産・加工を行なっていることを証明する「生産物証明(CoCo認証)」をフランスで取得しています。

品質管理が厳しい日本
日本の品質管理のクオリティは高く、ロゴのプリントにズレやカスレがある商品も、通常の製品として販売できない物が稀に発生してしまうとのことで、RHODIAの日本代理店であるクオバディス・ジャパン様からご紹介いただいたのが始まりでした。実際の使用には問題がないのに、B品として扱われてしまう。そのような理由で、残念ながら倉庫に眠ってしまっていた在庫を引き取り、私たちのメッセージをプリントして販売することにしました。ロディアのストーリーを伝えつつ、単なるリサイクルではない売り方により、廃棄などとは違う観点か商品として旅立たせることができる。きっちりしたリサイクルアピールをデザインするというアプローチを行いました。

ロディアのロゴの上からコンセプトワードをプリント。通常はNGであるロゴの上に文言を被らせる事は今までもこれからも難しいことではあるが、日本代理店の担当者から、フランス本国側へD&DEPARTMENTのコンセプトを伝えてもらい、許可をいただいて販売に至りました。


本国の生産工場
特別に工場と生産工程の写真をご紹介

型押しはクオリティが高い日本の箔押し工房に依頼して行っています。




お気に入りのポイント
初めてロディアのメモパッドを使ったのは、20歳くらいの時でした。仕事が出来る先輩が使っていて、真似したのが始まりでした笑。それまでは、罫線のノートを使っていたのですが、方眼だとバランス良く書けて、見直した時にとても読みやすくなった事を覚えています。それから、何十冊もNo.16を使い続け(途中、ダブルリングノートも使いました)た思い出があります。人にメモを渡す事も多かったので、キレイに切り離せる所も好きです。


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