スタッフの商品日記 012 ユニタス ホームケアクリーナー

Kチェアを安心して掃除できるクリーナー
ビニルレザーを使っている家具といえば、椅子やソファなど、座るものがほとんど。
身体が直接触れる部分に使われるビニルレザーは汚れやすいものですが、汚れが染み込まないので正しくクリーニングすれば長くきれいに使うことができます。

例えば、カリモク60のスタンダードブラック。ピンと張ったビニルレザーに格子状のステッチが印象的な椅子ですが、長年販売している中でよくあるご相談が、「ステッチに沿ってビニルレザーが割れてきた」というものです。まだ買ってから間もないのに割れてしまう原因に一番多くあるのが、アルコールを使用して掃除してしまったことにより、ビニルレザーが硬くなり、しなやかさがなくなった力のかかる部分から割れてくるという症状。おそらく水拭きではベタつきが残るし、きれいになった気がしないということでアルコール、もしくはアルコール入りの洗剤を使用してしまうのは、想像ができます。そのような時に使用してもらいたいのがユニタスのクリーナーです。

 

革製品の本場イタリアから、日本の一大革産地の兵庫へ
ユニタスはイタリアで1991年に設立され、家具や家庭用品業界で有効なレザーケア・保護製品を開発してい ます。そのイタリア本社でメンテナンス品と革製品の正しいお手入れ方法を学んだ中島代表が日本でもこの知識を広めたいという思いから、革の産地である兵庫県の姫路市にユニタスファー イースト株式会社が設立されました。革製品の修理、クリーニング、ケアサービスを行いながら、革や布製品のクリーニングケア用品を製造販売しています。実際にクリーニングやケアで製品を使う現場を持つだけに、紹介されているものには説得力があります。

私たちスタッフにもユニタスの方は積極的に勉強会を開いてくださり、様々な素材の家具の適切なお手入れ方法をわかりやすく、実演を含めながら教えてくださいます。

 

徹底した品質管理
ユニタスファーイーストでは、イタリアのユニタスからパッケージングされた製品を輸入するのではなく、薬剤を輸入し、ボトリングを日本国内で行っています。海外からの輸入品にはキャップが開けにくかったり、どの時期にボトリングしたか分からないなどの不安点があるため、どの世代にも開けやすいボトルキャップを採用したり、ナンバーリングによる時期管理、事前に洗剤自体の品質検査にクリアしたものだけを製品にするなどのことを行うことで細やかな日本製のクオリティに仕上げています。

 

本革メンテナンスのプロが開発した、ビニルレザーのためのクリーナー
ユニタスは本革だけでなく、他素材に対するメンテナンス用品を出しています。どれも素材を極力痛めずに洗浄効果も高く感じられる品質の良いもの。その中に、「オールクリーナー」という、ビニルレザーやプラスチックなどの樹脂製品に使用できる洗剤があります。長年私たちも、こちらをビニルレザーのお手入れ用品として販売してきました。このクリーナーは、液体を水とスポンジで泡だてて使用するもので、クリーニング後のビニルレザーは速乾性でさらさらとやわらかく、気持ちの良い仕上がりです。しかし、家庭で家具を掃除するのにスポンジや水、雑巾を用意して使うのにはやや手間がかかるのが、気になっていました。

もっと簡単にスプレーをして、拭きあげるだけで同じ効果が得られるクリーナーとして「ホームケアクリーナー」を紹介いただき使ってみたところ、とても手軽にクリーニングでき、オールクリーナーになかった除菌効果も得られるので、こちらを新しく導入しました。カリモクの品質基準もクリアしたお墨付きのクリーナーです。クリーナーにマイクロクロスファイバーの雑巾も付属しているので、他のものを用意しなくても良いのがうれしいところ。Kチェアだけでなく、ビニルレザーや、ウレタン塗装の家具(ウレタンが剥がれていたり薄いものには向きません)や、プラスチック、金属、ガラスのほか、FRP、メラミンなどの樹脂素材を使用している家具や、床、壁にお使いいただけます。ペットやお子様のいる環境で、舐めてしまっても問題のない成分を使用しています。

ためしにとても中古のビニルレザー張りの椅子を拭いてみました。

白くくすんだような部分が汚れ。スプレーして拭き上げるだけでベタつきもさらりと綺麗に落ちました。クロスを見るとたしかに汚れが付いています。とても簡単だったので、こまめにお掃除できそうです。

ホームケアクリーナーの他にも、いくつかのユニタスのメンテナンス用品を取り扱いしていますので、是非ご覧ください。

 

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