「ハタオリ大学 meets D&DEPARTMENT PROJECT」レポート①

ハタオリマチフェスティバルをご存知ですか?ハタオリマチフェスティバルとは、ネクタイ生地、傘生地、裏地など様々な種類の織物を織る珍しい富士吉田市を中心とする郡内産地(ぐんないさんち)で開催される山梨県の秋祭りです。この群内産地で作られる織物製品や、地元山梨の美味しい食べ物をはじめ、全国から多様な出店者があつまります。ハタフェスは会期の2日間、約1万人の来場者で賑わいます。産地の知名度を上げながら、街の活性化に大きく貢献しているのです。D&DEPARTMENTは、今年で4回目となるハタフェスにFROM LIFESTOCKのプロジェクトとして出店します。

FROM LIFESTOCKとは、日本各地の生地産地に眠る生地や、生地見本を再利用するD&DEPARTMENTのプロジェクト。さまざまな種類の生地を身近なファッションアイテムとして使うことで、見て、触れて、47都道府県の「個性」と、その土地にある「技術」を感じることができます。D&DEPARTMENTではこれまでこのライフストックのシリーズでバッグやボックス、など様々な商品を作ってきました。

これまでにも様々な産地と取り組みFROM LIFESTOCKの商品を製作してきましたが、今回は、群内産地の個性豊かで多様なLIFESTOCKの生地で、様々な商品を作ってみようという新たな試み。今からどんな製品がうまれるのか、とてもわくわくします。

そもそも郡内産地とは、富士山の麓の水に恵まれた、1000年以上つづく織物産地です。富士吉田市をはじめとした地元の方々が織物の技術や生地を紹介するべく、ものづくりの現場の魅力を伝えるために様々な取り組みが行われています。

そしてもう1つ、新しい取り組みがスタートしています。テキスタイルデザイナーの鈴木マサルさんが監修されている「フジヤマテキスタイルプロジェクト」という市内の織物企業と東京造形大学のテキスタイル専攻科の学生による産学共同開発企画の事業です。

第11回目の今年は「ハタオリ大学 meets D&DEPARTMENT」と題し、D&DEPARTMENTで販売する商品を企画するというテーマのもと、機屋さんと東京造形大学のテキスタイル専攻科の学生がペアになり商品開発にのぞみます。産地と大学、そしてD&DEPARTMENTのトリプルコラボレーションが実現します。この企画のキックオフミーティングが先日東京店で行われました。

集まったのは6社の機屋さんと10人の学生さんです。まずは機屋さんの自己紹介、スーツの裏地から掛け軸など、伝統的な生地から日常の服に使用される生地までいろいろな布地を作られていました。この多様な布地をつくる産地だからこそハタフェスが盛り上がっているのだと感じました!そのあと、学生のみなさんの作品発表。学生のみなさんも人柄の伝わるような布地をつくられています。

このアイデアと産地の技術がタッグを組んで、1年かけて商品が開発されます。この会で印象的だったのは、ご挨拶した富士吉田市のみなさんが、名刺入れやネクタイなど群内産地にまつわるものを身につけられていたこと。地元の産業を身近に感じながら、伝えつづけているのだと感じられました。

D&DEPARTMENT 東京店と山梨店では、9月にFROM LIFESTOCK連動企画を開催予定。店頭では、群内産地を紹介する展示と共に、LIFESTOCK製品がずらりと並びます!その企画に向けて、私たちもこの群内産地についてより理解を深めてゆきたいと思います。次回はD&DEPARTMENTのスタッフが群内産地の機屋さんをめぐるツアーにいってきます。さまざまな機屋さんを訪れる貴重な機会。今から楽しみです。その模様は、後日更新予定。お楽しみに!

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