SyuRo角缶のもののまわり

東京・台東区にアトリエを構えるSyuRoは、下町の職人の技術を活かしたモノづくりをおこなうデザイン会社。そのアトリエでは、ショップあるいはギャラリーとして、私たちの生活の目線から職人の技術を発信しています。

今回着目するSyuRoの中でも代表的なプロダクトの「角缶」は、たった一人の板金職人によってロングセラーを続けてきましたが、ご高齢のために一時生産中止に。それでも、宇南山さんの技術継承への使命感とその熱心な姿勢から、なんとか技術継承の承諾を得て新たな後継者の職人と巡り合い、2016年に生産の再開・復活を実現することに成功したという経緯がありました。ひとりの角缶職人の技術を、どうにかして現代に伝え残したいと奔走した代表・宇南山さんの活動と職人の手仕事の技術を通して、ロングライフデザインを学びましょう。


SyuRo角缶のもののまわり

日程
2019/7/25(木)~8/25(日)
時間
11:30~19:00 水曜定休
場所
D&DEPARTMENT TOKYO Map D&DEPARTMENT TOKYO
参加費
入場無料

●お問い合わせ:03-5752-0120(東京店)

協力:株式会社 SyuRo

会期中は、角缶の製作工程のパネルや映像の展示、角缶をはじめとする東京のものづくりを支えてきた下町の職人と共に手がけるSyuRoの様々なオリジナルプロダクトもご紹介します。

もののまわり=「産業」「季節」「仲間」「手入れ」「旅」
5つの体験とともに、ロングライフデザインについて考える。
1. 産 業|その土地らしさが続いていくために必要な、そのものを取り巻く産業との関係性を学ぶ。
2. 季 節|季節と共に楽しむことで、文化や成り立ちを知る。
3. 仲 間|そのものを通して繋がる仲間、生産者と生活者が楽しく交流し、応援し合う。
4. 手入れ|長く使うために必要な手入れや修理、取り入れ方を一緒に学ぶ。
5.  旅 |そのものが生まれた土地を訪ね、気候風土・歴史などを肌で感じ、故郷を共有する。
もののまわり
もののまわりトーク|産業
下町のものづくりの産業を知る
2019年8月9日(金)20:00-21:30
参加費 1,800円(軽食付き)
定員 35名
トークゲスト SyuRo代表 宇南山加子、缶職人 石川浩之

お申し込み、詳細は【こちら】をご覧ください。
電話・店頭でも受け付けております。
もののまわりツアー|旅・産業・仲間
下町工場巡り
2019年11月予定
下町の工場やおすすめスポットを巡りながら宇南山さんに会いにSyuRoを尋ねるツアー企画。夜は宇南山さんや職人さんを交えた交流会を開催予定。ご応募の詳細は後日こちらに更新予定。
もののまわりツアー|旅・産業・仲間
角缶工場見学会
2020年1月予定
角缶工場で働く、職人の石川さんを尋ねる工場見学会。ご応募の詳細は後日こちらに更新予定。
関連商品
d design travel 東京・改訂版
実は、揺らぎのない意思を持つ東京。

江戸の古地図を思考のベースに据えて、現在の東京を見ると、何も考えないでつくられているかのような東京の街が、少しだけ愛らしく見えてくる。そして、そんな想いで東京全体を眺める時、「東京らしさ」がぼんやりと見える。30年間、特に意識しないで暮らしていた街「東京」の理由が、今更ながらに、猛烈に面白くなってきた。dマークレビューにてSyuRoの記事を掲載しています。(p44)

価格 ¥2,052(税込)
購入はこちら
角缶
「Syuro」オリジナルのブリキ缶。まっすぐ正確に折り曲げられた角、きつくもなくゆるくもない適度な蓋の締まり具合、ブリキをそのまま生かすためになし塗装で磨き上げられた表面の仕上がり、そのすべてが町工場の職人が持つ技術です。使っていくうちに手の油でブリキが変化していく過程もお楽しみいただけます。

小:¥2,484(税込)
大:¥2,700(税込)
購入はこちら
SyuRo
台東区の板金職人の缶箱や、墨田区の指物職人の玩具など、東京下町工場の技術を使った、オリジナル商品を製作。東京のものづくりを江戸時代から支えてきた下町の職人技を知って、買える店。

住所:東京都台東区鳥越1-16-5
営業時間:12:00~19:00
定休日:日曜日
公式サイト:http://www.syuro.info

宇南山加子

1999年 宇南山加子が代表となりデザイン会社としてSyuRoを設立。町工場がまだ多く残る東京の台東区を拠点に活動。生活で使い続けることのできる道具を日本の伝統や職人さんの技術、それらをSyuRoのフィルターを通して、日常のデザインプロダクトとして提案している。素材感を活かし、シンプルながらも、日常と非日常、洋と和などの相対する狭間での空間ありきの提案を得意とする。デザイン事業をはじめとし、他社製品の企画やプロデュースまたオリジナルブランドの展示会を世界各国で行う。東京の東側を拠点とし直営店とギャラリーの運営をも行う。思いやりとか心意気。そんな空気を生活デザインとして伝えている。

石川浩之

1981年生まれ。高校卒業後、一度は車の板金・造形に従事したが、宝飾の世界に興味を持ち赤坂彫金学校にて彫金科を専攻。時計の研磨技術師、宝飾メーカーに10年勤務した後、自身でアクセサリーのデザイン、制作などを行う。2017年よりSyuRoに缶職人として入社し、先代の技術を継ぎ「角缶」の製造を1人で担っている。