金継ぎの受付(6月)

修理をお願いする

生活用品は、生活の道具。
毎日使う道具であれば、どこかが壊れたり、くたびれてしまうことは避けられないことです。
きちんと作られたものは、直しながら使っていくことが理想的です。

D&DEPARTMENT PROJECTでは、ものを買ったその後にも、
どこかが壊れてしまったときに「リペアする」という選択肢もお選びいただけるよう、
修理修繕にまつわるサービスを定期開催しています。
メンテナンスして使い続け、そのものの寿命を全うしてあげることもまた、
ひとつのロングライフデザインです。

金継ぎの受付は2ヶ月に1度開催します。
開催日には予想以上のお持ち込みをいただいており、長時間お待たせしてしまう事が多くなりましたため、2015年11月から予約制になりました。

金継ぎの受付(6月)

日程
2019/6/1(土)
時間
12:00 ~ 18:00
場所
D&DEPARTMENT TOKYO 2Fショップ Map D&DEPARTMENT TOKYO
定員
20名

●お申込み方法:店頭/電話
●お問い合わせ:03-5752-0120(東京店)

協力:美術品・器のお直し「モノ継ぎ」

「金継ぎ」とは
「 漆継ぎ 」とも呼ばれる、日本独自の陶磁器の割れや欠けの修理法。割れたパーツを漆でつなぎ、あえて金粉や銀粉を蒔いて化粧をすることで、その修理跡も器の新しい模様として捉えるという日本独特の美意識から生まれたものです。

現代では様々な接着剤を使用した方法も見られます。D&DEPARTMENTでは改めて食器として使えるよう、漆を使用する本来のやり方での修理を承ります。また、ガラスの修理もご相談いただけます。
【受付について】
〈受付方法〉
各回15分ごとの予約制の受付になります。
お電話もしくは店頭にてお申し込みください。
予約時間の10分前にはご来店ください。
前のご相談内容により、少しお待ちいただく事もございますので、お時間に余裕を持っておこし下さい。
お見積もり点数は3点までとなっております。

〈納期〉
約2か月 ~ 5か月

〈お預かりできる症状〉
陶磁器の欠け、ヒビ、割れ
ガラスの欠け
※調理器具の場合、修理後の直火使用はできなくなります。
※素材によっては、漆が本体ににじんだ色がつく場合もあります。

〈お持ち込みの際の注意〉
できるかぎりの破片をお持ちください。
すでに合成接着剤等を使用した器の場合、ご自身で接着剤を除去してからお持ちください。
接着されたままの場合は、その上から漆で補強し修理を進めさせていただきます。


〈修理代の目安〉
4,000円 ~
【修理例について】
よくあるご相談をのせました。割れや欠けは素材や症状によって様々ですので、修理代は状態によって上下します。参考までにご覧下さい。
真っ二つに割れてしまった。
仕上げ:銀継ぎ、マット仕上げ

修理代:9,000円前後
納期:約4ヵ月
縁が欠けてしまった。
仕上げ:金継ぎ磨き仕上げ 

修理代:8,000円前後
納期:約3ヵ月
バラバラに割れてしまった。
仕上げ:銀継ぎ、マット仕上げ

修理代:19,000円前後
納期:約6ヵ月
ギシギシいうほど深いヒビが入ってしまった。
仕上げ:金継ぎ、マット仕上げ

修理代:12,000円前後
納期:約4ヵ月
深く大きく欠けてしまった。
仕上げ:銀継ぎ、マット仕上げ

修理代:9,000円前後
納期:約4ヵ月
破片がなく、大きく破損している。
仕上げ:漆継ぎ、朱赤仕上げ

修理代:16,000円前後
納期:約5ヵ月
マグカップ持ち手の割れを補強
マグカップや急須の持ち手は負荷のかかる箇所のため、麻糸や布で補強すると安心して使えるようになります。
費用の目安は、補強無しの金額の5割り増し程度です。

銀継ぎ、磨き仕上げ
約5ヶ月 18,000円程
【ガラスの修理について】
※現在、ガラス用国産漆による修理の受付は、欠けのみとなります。
※割れとヒビの修理は、紫外線感光型接着剤での修理になります。
飲食には使えませんので、ワイングラスの足や置物などの修理にご利用ください。

1.ガラス用国産漆による修理
安心して飲食に使える唯一の修理法。
漆が茶褐色なため、場所によっては黒い漆がガラスを通して見える場合もあります。

2.紫外線感光型ガラス用接着剤による修理
飲食には使えないが、無色透明に直せる修理法。
割れとヒビの修理に適しています。
不透明のガラスは紫外線を通さないため修理をお受けできません。

※ガラスの修理は難易度の高い技術を要するため、場合によっては修理をお受けできない場合もあります。
あらかじめご了承いただき、お持ち込みください。

「モノ継ぎ」持永かおり

多摩美術大学でガラス工芸と陶芸を学ぶ。卒業後「いけばな草月流」本部造形コースの助手として指導にあたりながら、多くの美術品や花器などの修復を手がける。2011年の震災をきっかけに、モノを作る側から直す側へと転身。世田谷区の自宅にて国産の漆を使った美術品・器のお直し「モノ継ぎ」を立ち上げる。D&DEPARTMENT の「ものを新しくつくらないこと」と言うデザインリサイクルのテーマに共感。同社のリペア事業に参加し、現在はhpでの受注も合わせ年間300個をこす器の繕いを手がける。著書に「繕うワザを磨く 金継ぎ上達レッスン」(メイツ出版)がある。
モノ継ぎホームページ