d SCHOOL わかりやすい民藝 ~城端まち歩きツアー ~

富山のロングライフデザインを学び、伝える活動を続けてきたD&DEPARTMENT TOYAMAでは、2019年より富山と民藝の繋がりを学ぶ活動を続けてきました。今年の富山と民藝を学ぶ会第２弾は、南砺市城端の町を歩きながら、歴史と文化を学ぶツアーです。

城端は、江戸時代に絹織物の産地として栄え、京都に影響を受けた格調高い文化が花ひらいた土地です。町の中心には、民藝運動の創始者である柳宗悦が滞在し、民藝運動思想の集大成である『美の法門』を書き上げた「城端別院 善徳寺」があります。

今回は、城端で絹織物を手がける「松井機業」の６代目見習い・松井紀子さんの案内で、城端の歴史と文化に触れるスペシャルツアーです。

松井紀子さんは、城端最後の機屋である「松井機業」を受け継ぎ、養蚕業復活に向けて、自ら養蚕にも取り組み始めています。「絹はお蚕さんの命から生まれるもの」と大切に絹織物に向かい合う姿勢には、暮らしの中に自然と民藝の思想が根付いていることに気付かされます。

ツアーでは、柳が滞在した「御広敷」をはじめ「城端別院 善徳寺」の普段公開されていない建物や、風情ある街並み、そして松井機業の工場を訪ねながら、城端で育った松井さんの目から見た町の魅力、仏教や民藝の思想が日常に生きる城端の文化・暮らしに触れたいと思います。

富山と民藝の繋がりに興味のある方はもちろん、地域の方にとっても、知らなかった町の魅力に触れるツアーです。ぜひご参加ください！

また、ツアー開催日は「なんと彩菜まつり」も開催されています。善徳寺境内では、「水と匠」による「民藝ショップ」や地元の有機野菜やパンなどのマルシェが開かれるほか、さまざまなイベントが目白押しなので、ツアー終了後も城端を存分に楽しんでいってください！

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スケジュール
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9:30　 受付開始

10:00 ツアースタート

城端別院善徳寺 見学

11:30 城端のまち歩き（途中、城端の美味しいものも食べ歩き）

12:00 松井機業 見学

13:00 解散