石川 Classic Ko 蒔絵のジュエリー

江戸時代、加賀百万石の歴史に支えられ華やかな伝統工芸が栄えた石川県。今も数多くの伝統工芸が受け継がれています。

 

漆工芸大下香仙工房は、初代・大下雪香が金沢で学んだ加賀蒔絵の技術を故郷である山中に持ち帰り、以来128年にわたりその技術を伝えている工房です。蒔絵とは、漆で文様を描き、乾かないうちに上から金や銀などの粉を蒔いて定着させ、さらに漆で塗り込み何度も磨き上げることで繊細で華やかな模様を描く、日本独特の加飾の技術です。

 

工房の5代目を継ぐ大下香征さんは、2008年、蒔絵の加飾技術を用いたジュエリーブランド「Classic Ko」を立ち上げました。武具や茶道具といった武士の文化とともに発展してきた蒔絵を現代の感性によって捉え直し、今のライフスタイルに合わせたジュエリーとして提案しています。

 

今回の特集では、蒔絵や螺鈿の技術を使ったピアス、イヤリング、リング、ネックレス、ブローチ、バングル、ネックレス、など様々なジュエリーをご紹介します。今年の新作や夏の装いに合わせたジュエリーもご用意予定です。また、今年も蒔絵の技術を学ぶワークショップも開催します。昨年も好評いただいた「Classic Ko」特集、ぜひご来店ください。

 

※7/2(土)10時~夕方ごろまで、大下香征さん在店予定です。

 

 

石川 Classic Ko 蒔絵のジュエリー

日程
2022/7/2(土)~7/31(日)
時間
10:00~19:00
場所
D&DEPARTMENT TOYAMA Map D&DEPARTMENT TOYAMA

●お問い合わせ:076-471-7791(富山店)

蒔絵・螺鈿でつくるアクセサリー ワークショップ
漆工芸大下香仙工房5代目、「Classic Ko 」のブランドディレクターである大下香征さんから蒔絵・螺鈿の基本の技術を教えていただき、自分だけのアクセサリーを作ります。

<日時>
7月16日(土)・17日(日)
①10時~12時/②15時~17時(16日のみ)
定員:各回5名
詳細・お申し込みはこちら
石川 Classic Ko 蒔絵のジュエリー

Classic Ko / 大下香仙工房

Classic koは自然の輝きが美しい白蝶貝やパール・半貴石などの天然素材に、蒔絵や螺鈿・卵殻といった丹念な手仕事によって仕立てられる漆芸の表情を合わせることで生まれる美しいジュエリーを制作しています。モノを通じて素材の魅力を感じる作品は唯一無二の美意識。世代を超えて末永くお楽しみいただけるアイテムを作り続けています。

WEB/http://www.classic-ko.jp
Online shop/http://www.classic-ko.net

石川 Classic Ko 蒔絵のジュエリー

大下香征

神奈川県出身。本名は正之。グラフィックデザイン、彫刻家を経て、蒔絵師になる。石川県在住。明治27年創業の蒔絵工房「漆工芸大下香仙工房」の五代目として、工房ジュエリーブランド[Classic Ko]のデザイン・ディレクションを手がける。蒔絵と螺鈿でアクセサリーを作るワークショップも手がけながら、人と伝統工芸の新しい関係性をカタチにしている。