森正洋 うつわと平形めし茶碗

陶磁器の産地として知られる長崎県波佐見町の「白山陶器」にデザイン部門を創設した森正洋さんは、およそ半世紀にわたって日常使いしやすい器を数多く生み出してきました。
会期中は、約50柄の「平形めし茶碗」に加え、森さんのデザインした器を多数ご紹介します。
使いやすさはもちろん、一つあるだけで食卓に彩りを添えてくれる器をぜひご覧ください。

森正洋 うつわと平形めし茶碗

日程
2022/1/18(火)~2/26(土)
時間
11:00~19:00
場所
D&DEPARTMENT HOKKAIDO by 3KG Map 北海道札幌市中央区大通西17丁目1-7

平形めし茶碗
発売から20年以上愛され続けているロングライフデザインで、使いやすさ、見た目の美しさ、選ぶときの楽しさまでを追求してつくられた、ご飯茶碗の名作です。
ご飯はもちろん、おかずをよそったり、鍋料理の取り分け皿としたり、デザートを盛り付けてもテーブルが華やぎます。
G型ティーカップ&ソーサー
本体と取っ手が一体になった丸みのあるカップで、わずかに反った縁は口あたりがよく軽いので持ちやすいのが特徴です。1970年にグッドデザイン賞受賞し、高い人気を誇るロングセラーアイテム。
会期中はティーカップとコーヒーカップが並びます。
シェルシリーズ
縁にゆらぎがあり一つひとつ表情が異なる個性のある器。内側の模様は凸凹で描かれています。高台がフラットなので安定感があり、重ねて収納しやすいのも使いやすいポイント。ワンプレートに使える大皿から小皿までサイズ展開も豊富なので、ちょうど良いサイズが見つかります。
森正洋 うつわと平形めし茶碗

森正洋

1927年佐賀県塩田町生まれ。多摩美術大学の工芸図案科で学び、卒業後は長崎県窯業指導所を経て1956年に白山陶器デザイン室に入社。陶磁器デザイナーとして、およそ半世紀にわたって日常使いしやすい器を生み出す。グッドデザイン賞や国内外のコンペティションなど110以上の受賞作がある。1978年に退社後もデザイン教育に関わり、後進の指導や育成などで活躍した。

森正洋 うつわと平形めし茶碗

白山陶器

1799年に創業した長崎県波佐見町の陶磁器メーカー。
デザインから成形、絵付、施釉、焼成まで全ての工程を一貫して生産しており、
「なにより使いやすく、生活の中になじむものである」ということを器づくりの原点として、大切にしています。