贈ろう 高橋工芸の器

北海道・旭川に工房を構える高橋工芸。
北海道産の木材を、ろくろで一つひとつ手で削って製作しています。
食器用の塗装がされているので、カレーやパスタ、コーヒーやお茶などの色移りも気にせずお使いいただけます。
お手入れも簡単で、割れにくいことから縁起物として結婚祝いに、また口当たりが優しいので出産祝いにも選ばれています。
D&DEPARTMENTのギフトボックスや風呂敷でのラッピングに加え、店頭からの配送もできるので北海道の商品を組み合わせて道外の方へ贈るのもおすすめです。

贈ろう 高橋工芸の器

日程
2021/7/20(火)~8/28(土)
時間
11:00~19:00
場所
D&DEPARTMENT HOKKAIDO by3KG Map D&DEPARTMENT HOKKAIDO by3KG

●お問い合わせ:011-303-3333(北海道店)

木材を乾燥させる
一般的に取り扱われている製材では大きさが足りないため、丸太から仕入れます。
薄いKAMIグラスなどが湿度で反ったり割れたりしないようにとにかく木材を乾燥させることが大事。
屋外で1年間乾燥させますが、木の種類によっては色が変化しないように細心の注意を払う必要があります。
荒削りしてさらに乾燥
商品サイズに合わせ荒削りをした木材をさらに乾燥させるべく、53~55度で低温乾燥させます。
さらに業務用レンジで温め、水分をしっかり出した後部屋の天井付近などに保管して安定させます。
最初の工程でたくさん手間をかけているからこそ、長く愛用できる器ができるのです。
ろくろ挽きで形を整える
高速回転する木材に刃を当てて、形を整えます。グラスの厚みや、飲み口から底へ向けての角度調整は、長年培われた感覚で決めています。
使う道具は最小限に。創業時の、単価の低い家具部品をより効率よく製作するための工夫がここに活かされています。
木の材質に合わせた塗装
塗装は大きく分けて4工程あり、下塗りを2回行った後ペーパーをかけ、中塗りを行い、ツヤのある状態にします。
その後はそれぞれの材質に合わせてツヤ消し。各木材の良さが最も出る状態を作り出しているのです。
贈ろう 高橋工芸の器

高橋工芸

挽き物師の高橋昭一により1965年に旭川で創業。創業時は家具の脚(飾り柱)などを手がけていた。家具の需要低迷に伴い1980年代からロクロ挽きのカップやシュガーポットを製作し始め、旭川の木製テーブルウェアメーカーの元祖というべき存在。主に北海道産の樹種を用いてシンプルかつ機能的なテーブルウェアを制作。Kamiグラスを筆頭に、木の質感を活かしながら現代的な佇まいを見せる製品は、現代の生活様式に自然に溶け込む。2009年から高橋秀寿が代表を務める。