わかりやすいチーズ -秩父やまなみチーズ工房に学ぶ地域内循環を生むチーズ作り-
※定員に達したため、申し込みを締め切らせていただきました。

秩父市の吉田地区にある「秩父やまなみチーズ工房」は2018年にオープンした小さなチーズ工房です。代表の高沢さんは退職を機にもとより好きだったチーズ作りを始めようと北海道へチーズ作りを学びにいき、奥様の故郷である秩父で工房を設立しました。

チーズに欠かせない生乳は隣町である小鹿野町の吉田牧場の新鮮な牛乳を使用しており、ウォッシュタイプのチーズには小鹿野町の名水「毘沙門水」、地酒の酒粕や小鹿野の季節の果物など秩父の材料をメインに使用しています。

燻製にはウイスキー蒸留所が樽を作るときに出るミズナラのチップを使用し、チーズの製造工程で出るホエー(乳清)はうどんの出汁やパンやピザを作る材料として秩父市内の飲食店で活用されています。
地域内で入手できる原材料を使用するだけではなく、地域の特産物や製造工程で出る様々なものも廃棄せずできる限り有効活用しています。
この連続から秩父地域内での循環が生まれ、結果的にオリジナリティーの高いチーズ作りを実現されています。

本企画では高沢さんからなぜこのような地域内循環の一部となるようなチーズ作りが実現したのか、「秩父やまなみチーズ工房」の誕生からお話を伺います。
また特別企画の角打ちで来てくださっている「武蔵ワイナリー」のワイン醸造の過程で出るワインの澱もまたチーズ作りの材料として使用されています。武蔵ワイナリーの福島陽子さんにもゲストスピーカーとして途中お話を伺う予定です。

後半は高沢さんを講師にモッツァレラチーズ作り体験も行います。
チーズがどのように作られているのかぜひ実際に体験をしてみましょう。当日作ったチーズはお土産としてお持ち帰りいただけます。

秩父の自然や秩父の街の暮らしを豊かにする地域内循環の考え、ぜひみなさんも消費者としてこの循環の一部となりこれからの暮らしについて考えてみませんか。

わかりやすいチーズ -秩父やまなみチーズ工房に学ぶ地域内循環を生むチーズ作り-

日程
2021/7/11(日)
時間
11:30~13:30
場所
THE PUBLIC Map 埼玉県熊谷市手島215
参加費
¥4,000(税込)チーズ作り材料費、お土産チーズ代込み
定員
15名

●お申込み方法:Web/店頭
●お問い合わせ:048-580-7316(洋食喫茶PUBLIC DINER、d埼玉店共用回線)

・申し込み締め切り:7月10日
・緊急事態宣言の発令があった場合は延期とさせていただきます。
・当日参加者の皆さまにも検温を実施いたします。37.5度以上の熱があった場合、風邪の諸症状がある場合は参加をお断りさせていただきますのでご了承ください。
・材料の準備がございますのでイベント開催前日より以下記載のキャンセル料が発生いたします。
前日  50%
当日 100%(お持ち帰り分チーズを後日お渡しします。)

【持ち物】
・エプロン
・髪をまとめる帽子や三角巾など
・おみやげモッツァレラチーズ用の持ち帰り容器
(タッパーやジップ付き袋など水漏れしないもの)
・チーズ持ち帰り用マイバック
(夏期の為食品衛生上保冷剤や保冷バックをご用意ください)
※注意事項※

この企画では新型コロナウイルス感染拡大防止のため以下の項目へのご協力をお願い致します。
・37.5度以上の発熱や風邪の諸症状がある場合は当日の入場はお控えください。
・マスクの着用
・手洗い、アルコールによる手指の消毒
・チーズ作り体験の際の手袋の着用(手袋はこちらで準備いたします)

当日スタッフもマスクの着用、手指のアルコールによる消毒を徹底し、店内の十分な換気、ソーシャルディスタンスの確保を実施いたします。
【特別企画:武蔵ワイナリー角打ち開催】
チーズにはやはりワイン。埼玉セレクトである「小川小公子」と今季リリースのワインをご用意いただき「武蔵ワイナリー」の角打ちを開催します。ぜひチーズ作りと合わせて武蔵ワイナリーのワインをお楽しみください。
当日ワインをご購入することも可能です!
【武蔵ワイナリー】
埼玉県比企郡小川町にて2011年創業、2019年にワイナリー建屋完成。完全無農薬で育てた葡萄を使用した自然派ワインを醸造、販売しています。毎年小川町全体をあげたワイン祭りも主催。
詳細はこちら
【イベント会場:THE PUBLIC】
「THE PUBLIC」とは、「農ある暮らし」をテーマに、農泊をベースとした文化的なサロンです。
荒川の土手を背負い、気持ちの良い風が吹く場所で、宿泊や農業体験などを中心として、 トークイベントやワークショップ、アトリエとしての機能も内包した空間を作ります。 常に何かしらの活動が生まれていくような、新しい情報発信を行なっていく場所です。
詳細はこちら
\毎月第一土曜日はやまなみチーズ工房の日/
2021年8月の毎月第一土曜日は「秩父やまなみチーズ工房」のチーズ各種を販売します!
またD&DEPARTMENT埼玉店のある洋食・喫茶PUBLIC DINERでは「秩父やまなみチーズ工房」のチーズを使った限定ランチも販売します。
ぜひ実際に味わって、購入して秩父の地域内循環を生み出すチーズ作りを応援しませんか。
※7月11日開催の本企画でもチーズ各種購入できます。
わかりやすいチーズ -秩父やまなみチーズ工房に学ぶ地域内循環を生むチーズ作り-

高沢 徹

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業後、アパレル・ファッション、流通の日刊の専門紙の記者に。取締役編集局長など経て、在職中に体調を壊し、新しいことにチャレンジするなら最後の機会と考え53歳で退職。北海道・共働学舎新得農場などでチーズづくりを学ぶ。17年、妻の出身地である秩父に転居。18年10月にチーズ工房開を開業。

わかりやすいチーズ -秩父やまなみチーズ工房に学ぶ地域内循環を生むチーズ作り-

秩父やまなみチーズ工房

「龍勢祭り」で知られる秩父市の吉田にある小さなチーズ工房。近くには兎田ワイナリー(秩父ファーマーズファクトリー)、秩父麦酒(BEAR MEET BEER 秩父麦酒醸造所)、イチローズモルト(ベンチャーウイスキー秩父蒸留所)などがあり、主要五種のお酒がそろっている秩父の中でも、とりわけ酒どころ、醗酵どころと恵まれた環境にある。