わかりやすい念珠

自分の念珠を作り、使う

安田念珠店は、江戸時代初期の1683年に創業した老舗の数珠専門店です。創業当時から、京都市の繁華街界隈である寺町通りの一角で営業されています。古くから、仏式の法事や参拝の際に使われている数珠ですが、どのような意味を持つのかご存知でしょうか。

数珠はもともとインドで生まれ、木の実をつなぎ合わせ、お経を読む回数を数える道具として使われていました。鎌倉時代頃には、現在のように場や故人に対する一つの作法として身につけるものとなり、厄除けやお守りとしての役割もあります。安田念珠店は、数珠は単なる道具ではなく、想いを“念じて伝えるもの”だとし、「数珠」ではなく「念珠」として330年もの間一つずつ手作業で作られています。

今回は安田念珠店から岩城一之さんにお越し頂き、念珠を作ります。親玉、主玉、房、紐の4つのパーツで作られる念珠ですが、当日はそれぞれ数種類のパーツからお好みのパーツを選び、オリジナルの念珠を作ります。そして最後に、完成した念珠を持って京都店がある真宗佛光寺派の総本山、佛光寺を参拝します。佛光寺の僧侶に本堂を案内していただきながら、念珠の持ち方や参拝の作法なども合わせて学びます。

<このd SCHOOLに込めた想い>
いつかは必要だと思っていても、なかなか購入する機会が少ない数珠。私自身どこで購入すれば良いのかさえ知らず、どのように使うものかも曖昧でした。8月はお盆の季節。先祖や故人の霊を家に迎えて供養するお盆の前に念珠を学び、先祖や故人を想うきっかけになればという気持ちから、この時期に開催することになりました。また、京都店が佛光寺境内にあることを活かして学びにできないかと考え、企画しました。念珠を生活においてより身近なものに感じ、身につけるきっかけになればと思います。

わかりやすい念珠

日程
2018/8/5(日)
時間
①11:00~12:45 ②13:30~15:15(各回参拝の時間を含みます)
場所
D&DEPARTMENT KYOTO
参加費
4,000円
定員
各回4名

●お問い合わせ:075-343-3217(D&DEPARTMENT KYOTO)

安田念珠

天和3年(江戸初期)、数珠の専門店として京都寺町六角に創業。お数珠をただの道具ではなく、想いを込めるものとして「念珠」と現し、人の心にぬくもりを伝える丁寧なお数珠をつくり続けている。