大阪 にじゆらの注染手ぬぐい

手ぬぐいブランド「にじゆら」を手がける株式会社ナカニは、1966年、大阪にて手ぬぐいや浴衣を染める染め工場としてスタートしました。「にじゆら」の手ぬぐいは、「注染(ちゅうせん)」と呼ばれる伝統的な染めの技法で作られています。「注染」とは、文字通り、生地の上から染料を注いで染める技法のこと。幾重にも布を重ねて染めることで、一度に20枚~30枚の手ぬぐいを染めることができます。この伝統的な技法はそのままに、今の時代に合った新しいデザインを多くのデザイナーや作家と一緒に生み出してきた「にじゆら」。「注染」の技法ならではの染料の”にじみ”や”ゆらぎ”を生かし、鮮やかで楽しくなるデザインは、包んだり、飾ったり、身につけたり、従来の手ぬぐいの用途を超えて様々な楽しみ方ができます。d富山店では、毎年夏に開催している「にじゆら」の特集。今年も、新たな新作柄も含め、100種類の手ぬぐいが揃います。

大阪 にじゆらの注染手ぬぐい

日程
2020/7/1(水)~7/26(日)
時間
11:00~19:00 ※最終日は16:00まで(定休日:毎週月・火曜日)
場所
D&DEPARTMENT TOYAMA Map D&DEPARTMENT TOYAMA

●お問い合わせ:076-471-7791(富山店)

注染とは
明治時代に大阪で生まれたこの技法は、20数メートルある一枚の布をジャバラ状に重ね合わせることで、一度に20~30枚枚の手ぬぐいを染めることができます。本来、糸染めは1枚ずつしか染めることができませんが、注染はすべての工程が手作業ながらも糸染め法としては効率的に染めることができる画期的な技術です。
大阪 にじゆらの注染手ぬぐい

株式会社ナカニ

1966年「中二染工場」として主に注染の手ぬぐい、浴衣の染色加工を創業者中尾幸雄が開始する
1989年 屋号を中二染工場から「 株式会社ナカニ」に変更
1993年 中尾雄二が代表取締役に就任
2008年 注染手ぬぐいブランド「にじゆら」を設立
2016年 創立50周年を迎える