山形・天童木工の低座イスとマルガリータ

1940年、山形県天童市に創業した天童木工は、「成形合板」の技術を日本で初めて取り入れた家具メーカーです。

成形合板とは、1.5mmほどの薄い木の板を重ね合わせ、圧力と熱を加えることで自由な曲面を作ることができる木工技術です。天童木工はいち早くその技術に着目し、軽く丈夫で、曲線の美しいモダンな家具をデザイナーとともに生み出してきました。

 

今回は、和室でもフローリングでも気兼ねなく使える椅子として、坂倉準三建築研究所(担当:長 大作)がデザインした「低座イス」と、スウェーデンの建築家ブルーノ・マットソンがデザインした「マルガリータ」をご紹介します。どちらも日本人の生活様式を考慮して生まれたデザインでありながら、異なる座り心地を体感できます。

その他、椅子と一緒に使用していただけるローテーブルとリングスツールも販売します。

山形・天童木工の低座イスとマルガリータ

日程
2020/1/31(金)~2/25(火)
時間
10:00~18:00(水曜休)
場所
D&DEPARTMENT KYOTO Map D&DEPARTMENT KYOTO

●お問い合わせ:075-343-3217(京都店)

最終日は17:00までの展示です。

株式会社 天童木工

1940年、将棋の駒作りで有名な山形県天童市に創業。始まりは地元の木工職人が結成した工業組合(天童木工家具建具工業組合)。戦中は弾薬箱やおとり戦闘機などの軍需品を手がけ、戦後に家庭用家具の生産を開始する。日本で初めて成型合板の技術を実用化させ、社外のデザイナーを起用して、一般家具だけでなく官公庁や企業の家具も数多く製造。

低座イス

ある歌舞伎役者の「畳の部屋でも違和感なく溶け込んでゆっくりくつろげる椅子が欲しい」という要望から、坂倉準三建築研究所(担当:長 大作)がデザインした椅子。座面までの高さは29cmあり、足を投げ出した状態で座れ、座面であぐらをかくこともできる。特徴的な背もたれの形は、柿を二つに切った断面を元にデザインされており、自然な曲線で背中にフィットする。

D&DEPARTMENT KYOTO食堂でも全席に使用しています。

マルガリータ

1976年、スウェーデンの建築家ブルーノ・マットソンが日本での実体験からデザインしたシリーズ。椅子の脚が「畳ずり構造」と呼ばれるソリのような形になっており、畳の部屋でも跡がつきにくい。フレームが成形合板で細く作られているため、軽量で動かしやすい。シートはボタン留めになっており、マットのみの交換も可能。