つづくをたべるレシピ 015 鹿児島「油ぞうめん」

油と出汁で炒める「油ぞうめん」は、本土の出汁文化と沖縄の油炒め文化の中間にある、奄美の食文化をよく表した家庭料理。北部は煮干し、南部は塩豚と、地域ごとに出汁が異なるのも、また特徴的です。
 
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材料
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○素麺 100g
○ニラ 30g
○パリパリいりこ 10g
○油 大さじ2
○お湯 大さじ4
○薄口醤油 小さじ2
 
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作り方
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1. 素麺を茹で、氷水で締めておく
2. ニラは3cm幅に切っておく
3. フライパンで、油とパリパリいりこを弱火にかけて、香りを出す
4. 香ばしい香りがしたら、2を入れて軽く炒め、1とお湯、薄口醤油を入れて強火に
5. 素麺が水分を吸ったら、できあがり
 
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メモ
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*煮干しの香りを、油でじっくり引き出すのがおいしく作るミソ!
 
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生産者紹介
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香川県観音寺市にあるいりこ屋「やまくに」のパリパリいりこを使用しています。地元では、キビナゴの煮干しをカリカリに炒めてから作るのが定番で、生臭さが無く香ばしいやまくにの「パリパリいりこ」は最適な代用品です。