つづくをたべるレシピ 005 大分「りゅうきゅう」

元は漁師たちが魚を保存しておくために作っていた大分の漁師飯。魚の切り身をゴマやショウガを入れた醤油タレに漬け込んで、たっぷりの薬味を乗せて食べる。d47食堂では柚子胡椒を使います。カボスを絞るのをお忘れなく。〆に出汁をかけても最高です。

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材料
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○魚 適量
アジ、サバ、ブリ、カンパチなど、そのときにある魚で。

○すりごま 適量
○柚子胡椒 小さじ1

〈たれ〉
○酒 大さじ1
○みりん 大さじ1
○砂糖 小さじ1
○たまり醤油 大さじ4

〈薬味〉
○万能ねぎ
○みょうが
○大葉
○かいわれ
○カボス

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作り方
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1. 〈たれ〉づくりから。酒とみりんを合わせて煮切る
2. 1に砂糖とたまり醤油を入れて冷ましておく
3. 薬味を食べやすいように細かく切る
4. 魚を細切りにして、すりごまを全体に和える
5. 2と4を合わせ、柚子胡椒を加えて混ぜる
6. 5を皿に盛り、3を乗せる
7. 炒りごま(分量外)を散らし、カボスを添えたら、できあがり

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メモ
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ポイントは、魚の切り身に直接すりごまを和えること。しっかりゴマが絡むので、おいしいんです。

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大分定食について
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※写真上から、時計回りに
◯鶏の唐揚げ と とり天
◯りゅうきゅう
◯だんご汁
◯椎茸の炊いたん と ご飯
◯きらすまめし

初登場は2015年2月。土地の環境にあったものを大切に育て、伝え続けている大分は、県内それぞれの地域が個性あふれる食文化を持っている。それをひとつにまとめて、かぼすをぎゅっと絞るのが、大分定食。 夏が訪れる頃、d47食堂には「大分定食」が登場します。※提供年によって定食の内容は異なります。