40    ふつうの生き方

京都でのGマークトークのゲスト、安養寺住職で2018年Gマーク大賞「おてらおやつクラブ」の松島靖朗さんのトークはお坊さん独特な迷いなきどっしりとした説得力が感じられました。「話が上手」と、つい言葉にしながら、これはなんだろうとも、自分にも照らし合わせて考えました。その時、松島さんが自身の都会暮らしの経験を「ふつうの生き方がしたい」とトーク中で語られました。その「ふつうの生き方」という言葉がその後も、ずっと心にのこり、いまも考えています。やらなくてもいいことは、やらなくてもいい。身の丈を思うと、こんなことは自分に合わない。大切にすべきことが何で、それはできているのか・・・・。考えれば考えるほど、自分は、本当に自分なのか、と、考えました。とてもいい気づきのタイミングだなとも思いました。同時に「普通じゃない」を考えると、もしかしたら「普通の生き方」が分かるかもしれないと、おもいました。そして「ふつう」がわからなくなっている現代人なんだなぁと、自分のことを思うのでした。貧困で困っている子供助けるのは「当たり前」という前に「ふつうのこと」でありたいです。しかし、そのふつうのことが、いろんな理由で出来ないのが、人。そこを「ふつうにできる」ように生きる・・・・ほら、ふつうに生きるって何でしょうね。今一度、考えて実行したいことです。