24 d news hotel 3

今日は備品の打ち合わせ。スリッパをライフストックで作った試作など、上がってきました。さて、d hotelの「使い捨てゼロ」の考えは以前、ここにも書きました。ホテルというのは、不特定多数が利用するため、誰が履いたかわからないスリッパより、使い捨てクオリティでも我慢するので、新品のビニール袋に入ったものでありたい、と、僕でも思います。そういう観点から、d hotelには部屋に歯ブラシがありません。(これも以前、書きましたね) 面倒でも家から自分のものを持ってくるか、こちらが選んだ生活にしっかり使える歯ブラシをホテルで購入してもらう。それなら使った後は思い出にもなるし、使い捨てず持って帰ってもらえる。そう、全てのものを考えていて、もちろん、スリッパも・・・。ということでd hotelのフロントの横には、会員以外は利用できない(d hotelそのものが、会員限定) ショップがあり、知っている方もいるかもしれませんが、立川のエキュートなどに営業していた「d&motels store」は「ホテルの部屋の備品倉庫」をショップとしたもので、それの再現にあたります。ここには全ての部屋で使われている備品の販売と、部屋で使って欲しい使い捨てない生活用品、つまり、スリッパのようなものが販売され、部屋の利用者は、使い捨てスリッパがない代わりに、どうしてもスリッパを履きたい人は、ここから購入して使ってもらいます。一見、とても不親切で面倒なホテルな感じもしますが、使い捨てで部屋に取り残されたスリッパが年間にどれほどゴミとなるか、を考えたら、ただのそうした効率優先のホテルって、便利だけが優先されて、ちょっとね、と、思います。「サービスとしてどうなの??」という方は、他のホテルを利用してくださいね。ゴミって、そういうところから生まれ、便利だったからと無視され、環境を汚染していきます。と、いう環境重視型を目指したいわけではもちろんなく、新しい感覚の居心地を作り出すには、お客さんの参加意識と、長く使えるものに囲まれる環境が大切かなと思っています。今日はその後、歯磨き粉の話に・・・・。あれを使い捨てせず、家から持ったこさせないアイディア・・・・うーん、なかなかユニークなホテルになりそうです。