65: ようこそ、d roomへ

ついに、韓国チェジュ島にdが出来上がりました。コロナウイルスで後半は現場にいくことができなかったので、詳細の詰めは今後ってことになりますが、ひとまず夢見ていたホテル(の、ようなもの)も、13室で開業。これもこれから室内の様々を作り込んでいきますが、ひとまずです。
室内によくある案内を書いたファイルは、このホテル(の、ようなもの)の場合、一人一人のお客さん専用で作っています。そして、その冒頭のあいさつを書きました。以下がそれです。
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ここD&DEPARTMENTは、デザイン事務所のスタッフが考え、
実際に運営している場所です。2020年5月現在、世界に11箇所あり、
その土地らしさをみんなで掘り出し、未来に伝えることを活動として各地で行っています。
要するに、どの店舗も様子はまったく違って楽しいです。
そして、初めてホテルがついたD&DEPARTMENTをARARIOとつくりました。
わたしたちにとって初体験ですが、ずっと20年間、考えてきたことです。

目指しているものは「ホテルのようなもの」です。
これはビジネスとして考えたいわゆる”コンセプト”ではありません。
何か、ホテルみたいな場所を、お客さん(の、ような人 つまり、あなた)と、
ずっと話しながら、作っていきたいと思って始めました。
会員になってもらわないと泊まれないように考えたのは、あなたが「お客様」ではなく、
できれば友人として一緒に日々、いろんな発想で変えていきたいからです。
普通のホテルにある、ホテル側とお客様みたいな関係だと、
これまでなかった様子が楽しく生み出せない。面白くないと思っています。

このd roomという”ホテルのような場所”が、
あなたの中に、チェジュの豊かな自然や風土とともに、
これまでに考えたことのなかったクリエイションが
生まれるよう、一緒に楽しみましょう。

D&DEPARTMENT PROJECT
ナガオカケンメイ
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伝えたかったのは、(お客さんと)一緒に楽しくバージョンアップしたい。そのためには、会員になって「お客・ホテル側」という垣根をうまく良好に取っ払いたい、ということです。うまくいくかはお楽しみです。

日本から韓国、チェジュ島に行けるようにいつなるのかは、わかりませんが、ぜひ、その日が来たら、みんなで一緒に行きましょうね。ツアー組みます!!