dたべる研究所「麺と丼」メニュー

様々な麺や丼のルーツを辿ると、生活や風土から生まれた食事でありました。「うどんが打てなければ、嫁にいけない」と言われる地域もあるほど、小麦や雑穀を主食とする土地で重宝された麺料理。また簡便さと味の良さ、漁師飯や見た目の美しさからおもてなしとされた丼。自然と向き合い生活していく中で、長く愛されることとなった郷土のご馳走を探っていきます。

〈第1週〉山形&愛媛「ひっぱりうどん&愛媛」

提供期間|5/28(金)- 6/3(木)

■山形「ひっぱりうどん」
越冬する地域の常備食“さばの水煮”に、納豆和えたものがつけだれ。
家庭では、大鍋からうどんをひっぱり出してたれにつけて食べる。

■愛媛「日向飯」
日振島の漁師飯。魚の刺身をづけにして、
生卵、万能ねぎ、大葉を和える。
丼からかきこむようにして食べるのがおすすめ。

■山形「だし」
きゅうり、茄子、茗荷、大葉、おくらと、夏野菜をたっぷり刻んで。
夏の暑さにも負けない、食欲の出るねばねば料理。

■愛媛「きゅうりと揚げの酢の物」
きゅうりがたくさん採れた時につくる。
やまくにのパリパリいりこに、すだちを合わせてさっぱりと。

 

〈第2週〉香川&東京「半田手延べ麺&べっこう丼」

提供期間|6/4(金)- 6/10(木)

■徳島「半田手延べ麺の豚しゃぶ酢味噌」
半田めんの産地では、酢味噌をつけて食べるのが定番だそう。
“半田手延べめん”をつくる北室白扇の北室淳子さんから教わりました。

■東京「べっこう丼」
伊豆諸島に伝わる漁師飯。青唐辛子を漬け込んだ辛い醤油に漬け込むのと、
わさびがないため辛子をつけるのが、この地域らしさ。

■徳島「ずいきの酢の物」
ずいき(=はす芋の葉と茎の部分)は今が旬。
油揚げとすだちを三杯酢で和えています。

■東京「そら豆の甘辛煮」
出始めよりも少し成長してきた今頃のそら豆を使って、
皮ごと茹で、かつお出汁で甘辛く煮た、初夏のおかず。

 

〈第3週〉新潟&大分「ふのりそば&りゅうきゅう丼」

提供期間|6/11(金)- 6/17(木)

■大分「りゅうきゅう丼」
すりごまたっぷりの漬けだれに、
旬の魚と薬味を合わせた漁師料理。
カボスを絞って爽やかにお召し上がりください。

■新潟「ふのりそば」
かつて着物の産地であった十日町市で、
のりづけに使っていた海藻(=ふのり)を
そばのつなぎに使ったつるつるのお蕎麦。

■新潟「茄子味噌」
茄子の消費量日本一という新潟県。
よくとれる茄子をおいしく食べるため、夏の定番おかず。
神楽南蛮入りでピリッと辛味が効いているのがポイント。

■「野菜の天ぷら」
新玉ねぎ、そらまめ、いんげんなど。
夏野菜を天ぷらにしました。

 

〈第4週〉鹿児島「油ぞうめん&鶏飯」

提供期間|6/18(金)- 6/24(木)

■鹿児島「油そうめん」
田植えや稲刈りなど、人が集まるときに欠かせない、
奄美大島や徳之島などで食べられる郷土料理。
いりこか豚肉を使うかは地域による。

■鹿児島「鶏飯」
威圧的な本土の役人の心を少しでも和らげようと、
奄美の人々が作ったというもてなし料理。
鶏がらスープをかけてさらりといただく。

■大分「おらんだ」
茄子や苦瓜がたくさん獲れる時期に作る夏料理。
麦味噌を使うのが九州らしい。

■佐賀「呉豆腐」
にがりを使わず、くずを加えて固めるのが特徴。
甘いごまだれをかけると、おやつとしても。

 

〈第5週〉埼玉&群馬「冷汁うどん&ソースカツ丼」

提供期間|6/25(金)- 7/1(木)

■埼玉「冷汁うどん」
忙しい農作業の合間や食欲がない時でも
手軽に食べられるようにと生まれた郷土料理。
きゅうりやみょうがなどをたっぷりすり下ろした
味噌仕立てのつけ汁につけて。

■群馬「ソースカツ丼」
キャベツなしヒレカツ3枚が群馬の美学。
甘辛いソースにくぐらせたカツは、サクッと感が残ります。

■埼玉「おなめ冷奴」
麦味噌づくりの材料である麹と大豆を使用。
麦の生産地である埼玉ならではの、なめみそ。

■群馬「こんにゃくの白和え」
山間地域で盛んなこんにゃく栽培。
季節の野菜と白和えに。

 

d&ドライカレーとd47食堂のアジフライ定食のほか、季節のドリンクやデザート、アイスやアフォガートもご用意しています。詳しくは以下よりご覧ください。

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〈店舗情報〉
dたべる研究所
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住所 東京都世田谷区奥沢8-3-2 D&DEPARTMENT内 1階
電話 03-5752-0120 定休日 火水
店内利用・テイクアウト 12:00-19:00(L.O. 18:00)


※平日15:00-17:00は、カフェメニューのみの提供となります。
※テイクアウトのご注文は終日お受けできます。

※お客様に安心してお過ごし頂けるよう、以下のような対策を取っております。
○間仕切りのない開放的な空間で換気を徹底
○席間の十分な確保
○入口にアルコール消毒を設置
○スタッフのマスク着用

※コロナ感染予防対策の一環として、Go To Eatチケットの受付を停止させていただいております。